今日の活動内容において、山岳部とワンダーフォーゲル部の大きな差異はありませんが、歴史的・思想的背景においては、
山岳部がザイルワーク(ロープワーク)といった登攀技術(冬山でのそれも含む)を要し、困難なルートに挑戦するなどの意義を求める傾向が強いのに対し、ワンダーフォーゲルはより安全なコースを利用し、登山などの完遂に意義を求めようとする傾向が強いといえるようです。
山岳部は、文字通り「山岳」へ登山すること及びそれを目的にしたトレーニングが主な活動で、高校総体では「山岳競技」があり、隊列に遅れず登頂を目指す「体力点」もさることながら、マナーや態度、知識や服装等も判定材料になるようです。精神鍛錬が必要な種目といえるでしょう。国体においても山岳競技があり、縦走競技とクライミング競技の2種目で構成されています。
Wandervogel(ワンダーフォーゲル)は直訳すれば「渡り鳥」の意味で、社会の固定された規範から自由でありたいという願いが込められており、戦前期ドイツにおいてカール・フィッシャーらがはじめた青少年による野外活動全般です。
第二次世界大戦前のドイツとの国家的友好関係とその影響の元に、1933年(昭和8年)文部省内に「奨健会ワンダーフォーゲル部」が設けられ、国による健全な青少年運動として宣伝と普及が開始され、1935年に立教大学ワンダーフォーゲル部発足されたのが日本での最初の学生団体といわれています。その後、高度経済成長と登山人気を背景として各地の大学に広く設立され、高校・中学へ波及しました。
首都圏307校の私立中学・国立中学・公立中高一貫校のうち約17%(07年度)に部・同好会が存在しています。※編集部調べ
参考:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「山岳部」など山系
のある【男子校】 |
「山岳部」など山系
のある【女子校】 |
「山岳部」など山系
のある【共学校】 |
「山岳部」など山系
のある学校(総計) |
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