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中学受験の先輩たちに聞く! 合格体験談 第1弾

初めて触れることや挑戦することは、不安がいっぱいですよね。中学受験もそうですね。
「どんなウチが合格してるの?」「おカネは結構かかるよね・・・?」どんな勉強を?」「塾は?」。。。
疑問がたくさんありますね。
そんな時は、既に同じことを体験した先輩たちの声を聞いてみるのが一番!

というわけで、第1回の体験談は、このサイトの立上げからアドバイスを頂いた恩人Sさんに登場いただきます。
Sさんの長男は、今春、皆さんもきっと憧れる難関の有名校に合格し、入学されました。
難関校の準備には、それなりの覚悟や準備が要りそう・・・

見事、難関の第1志望に入学された人はどんなことをしたのでしょう?さっそく伺ってみましょう!


Sさんのプロフィール

品川区在住の2児のママ。今春、見事第1志望の超難関校Kに入学を果たした長男と小学校から私立に通う次男、協力的なご主人の4人家族。ご自身では、子供が自主的に頑張ったことで、自分はたいしたことはしていないと謙遜されますが・・・

編集部

見事、志望校に合格されて本当に良かったですよね。振り返ってみて、「中学受験」をされてよかったですか?
Sさん よかったと思います。
小学校から私立に入ったり、中学受験をせずに公立のまま、のびのびと自由に過ごせることも素敵だと思いますが、今回のことは、やり遂げたことで本人の自信になったでしょうし、勉強する習慣もついて、きっと今後彼の役に立てると思っています。
編集部 なるほど。頑張った自分に誇りが持てるのは素敵ですよね。逆に、悪かったこと(失ったもの等)はありますか?
Sさん 土日も勉強で、家族で出かけたりすることができなかったことは多少心残りですが、その分はこれから沢山(旅行などが)できるかなと思うので、特にないと思います。
編集部 中学受験をすると決めたのはいつですか?
Sさん 実は、長男は小学校受験が残念な結果に終わったんです。
元々、小学校受験がダメだったら中学受験で頑張ろうと話をしていたので・・・
編集部 公立小学校に行く時から、中学受験への気持ちは固まっていたんですね。準備を始めたのはいつ頃ですか?
Sさん 3年生の3学期です。
編集部 やっぱりSさんがいろいろ調べたりして・・・?
Sさん いえ、ウチは子どもが自分で言い出したんです。公立でも、中学受験をする子どもが比較的多い学校だったので、周りが塾に行きだした頃、自分も行きたいと言い出して・・・。
編集部 お父さんもお母さんの考えから始めたことではないんですね。息子さんエライ!
志望校を最終的に絞ったのも本人ですか?
Sさん そうですね。身近な人が行っている学校の話を聞いたり、実際に学校に行って感じた雰囲気や、説明会の説明を聞いて、ほとんど本人が決めました。結果的には入学していませんが、長男は早稲田大学の吉村先生に憧れていて、早稲田系の学校に行きたいと思っていたみたいなんです。インディージョーンズの映画を観て、ピラミッドなどの考古学に魅かれたらしんですけどね〜(笑)
編集部 子どもの頃の憧れ・・・そこから目標ができるって、改めて考えてみると素晴らしいことですよね。
今のお話だと、学校説明会には結構参加されたんですね?
Sさん 8校行きました。
編集部 いつ頃参加されたんですか?
Sさん ほとんどが6年生の夏〜秋ですが、第1志望と第2志望の学校は、5年生の時に展覧会や文化祭などに行って、普段の様子や校風・生徒さんたちの様子などを感じたりして、更に6年生になってから学校説明会にも行きました。
編集部 なるほど。自分の目で見て、五感で感じながら、自分に合うかどうか決めるのは、重要ですね
で、志望校(受験校)は、最終的には何校くらいに絞ったんですか?絞った時は、どうやって絞ったんですか?
Sさん 受けたのは、5校ですね。
受験校を決める大きなポイントは、受験日でした。2/1、2、3・・・と、第1志望から順に当てはめていきました。
編集部 必然的に絞られてしまう面もあるってことですね。
同じ受験日に重なっている学校は、どちらか選ばなければならないわけですよね。酷な選択ですね・・・。
Sさん 最終的に迷った学校は、やはり本人の「共学がいい」とかこの学校よりあの学校がいいなどの希望を主人と私と3人で話をしながら、決めていきましたね。
編集部 ご主人も積極的に関わってらしたんですね!
Sさん そうですね。男同士でよく長男の話も聞いてくれていたようですし、むしろ「もっと真剣に関わってやれよ」などと私が怒られたり・・・(笑)
編集部 私の想像する一昔前のお父さん像とは違う感じです〜(笑)
ところで、話は変わりますが、塾は行ってらしたんですよね?いつ頃から通い始めたんですか?
Sさん 3年生の3月です。2月から通う人が周りでは多かったみたいです。
ウチはさっきお話したように、子どもが友達の通っている塾に行きたいと言い出したので、調べて検討して決めたというより子どもの希望通りにしたという感じです。
編集部 なるほど。やっぱり自立したお子さんですね。でも、行きたいと言われてOKするだけの理由が、漏れ聞くその塾の評判などにあったということはありませんか?
Sさん 宿題がすごい量だし、大変だという噂は耳にしていたので、多少心配はあったのですが、本人のヤル気に賭けたという感じでしょうか(笑)
編集部 賭けは成功だったわけですね(笑)。やっぱり、経験から考えて、塾は4年生から行く必要があると思いますか?
Sさん 4・5年生は基礎力を培う時期で(注:通っていた塾は5年生までに6年生の内容もほぼ終える)、6年生ではそれを何度も反復して刷り込んでゆく時期のようです。そういう意味では、4年生から行っていた意味はあったと思っています。
編集部 1日の勉強時間はどのくらいでした?
Sさん 4年生時の塾は週2日(3〜4時間/日)、5年生では塾は週3日、4・5年生の時に家での勉強時間は〜ほとんど塾の宿題で終わりますが〜日々1時間くらいでした。6年生になってからは、塾は週4日(平日+土曜は4〜5時間、日曜は8時間)。家では、塾のない日に家庭教師を週2日つけて解らない部分を解決する時間を3〜4時間ずつ作りました。塾と家庭教師以外では、塾の宿題を日々1時間程度していました。
編集部 私の高校や大学受験より勉強しているような・・・(汗)
ご両親が勉強を手伝ってあげたりすることもありましたか?
Sさん 勉強自体は手伝いませんでしたが、大量の宿題(通われていた塾では1年で本棚いっぱいになる程の宿題のプリントがたまるらしい)のファイリングを、教科別・学校対策別にしていました。
編集部 成績が伸び悩んだ時は、どんな風に乗り切ったんですか?
Sさん 成績を意識するのは、模試の結果が返ってきた時や塾のクラス替えがあった時でしたね。
うまくいかない時は、ひたすら励ます為に、私たち家族が傍にいて、そっとしてあげていたような気がします。
模試の結果が芳しくない時は「これが本番じゃなくてよかったじゃない」とか、1点に泣いてクラスが上がれなかった時には「力抜いたら〜?」など。
ゲームを禁止にされるご家庭もあると聞きましたが、ウチは禁止にはせずに「やることやったら」ゲームしてOKというルールで、長男は気分転換にゲームしたりもしていましたね。
編集部 既に一生懸命頑張っている彼が安心できる言葉ですし、気分転換も大切ですよね。コーチング的な感じも・・・。改めて考えることもなく、親は子どもの「コーチ」ですもんね。
中学受験期を振り返って、悩んだことや困ったこと、反省したことなどありますか?
Sさん 後からお友達のお母さんに聞いたりして感じたことですが、自分がもっと関わってあげた方がよかったのかな・・・?と思います。スケジュールの管理や勉強の進捗などを積極的に見ていたお母さんもいたようです。ただ、ウチの長男は自分でやりたい子だったので、手を出さなかったのですが・・・。
それに、母親が「受験」だけに集中しすぎてしまうのもどうかな〜と思って自分の時間を敢えて持つようにしたりもしたのですが、それを主人に怒られたりもしましたが!(笑)
他には、過去問をもっとさせればよかったかもしれません。過去10年分を1回ずつやったのですが何度もやってきた子もいたようですね。
編集部 10年分!やっぱり明らかに私の高校時代の勉強量より多い気がします・・・(笑)
最後に、これから中学受験をされる方へメッセージをお願いします!
Sさん 私の感覚でしかありませんが、家族中で視野が受験だけに狭まってしまうのはよくないと思いました。
プレッシャーと闘いながら頑張っている子どもの為にも、親は穏やかな気持ちでいないといけないなと当初から思っていたので、極力大きなスパン(期間・視点)で考えようと努めたつもりです。
塾などでも言われると思いますが、成績が下がっても一喜一憂しない!
模擬試験やクラス分けは「結果」ではなく途中段階。入試の時にピークを迎えればいいんですから・・・。


[編集後記]
Sさんは、人気も倍率も学力も高い超難関のK中学へ入学された方なので、最初は庶民の私からは別世界の感もありました。
塾と家庭教師代で4年生〜受験終了までにかかったのが400万弱とか。もっとかけるご家庭もあると聞きますが私立の小学校に行っているのと変わらないくらいの費用が小学校の後半にかかったということですね。
でも、お話を伺うにつれて、目標を達成する為にきちんと努力されてきたご家族なんだな・・・と理解しました。
公立の学校への不信が強まる昨今、大切な自分の子どもたちに、快適で子どもや自分たち家族に合った有益な成長の機会・
環境を用意することの大切さと難しさを同時に感じました。
これから、もっと色んな方からのお話も伺いつつ、皆さんの決断のお手伝いができるように努力したいと思います!(編集部)