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きんきだいがくふぞく

近畿大学附属中学校 

スクール特集(近畿大学附属中学校の特色のある教育 #1)

ICT教育を通じて、生徒の知的好奇心をしっかりと育む

全生徒に配布されたiPadで、学習に対する主体的な反応やディスカッションの多い活気のある授業の展開など、生徒の学びの芽をしっかりと育てる近畿大学附属のICT教育とは?

ICT教育導入の目的と背景 /入試企画部長 芳竹 良彰 先生のお話

昨年度より高校で先行導入したICT教育を、今年度から中学校でもスタートさせました。教育支援ソフト「Cyber Campas」と学習支援ソフト「ロイロノート・スクール」がインストールされたiPadを全生徒に配布。自学自習をサポートすると同時に、自律的に考え、判断し、表現する力を養うことを目的としています。

なりたい自分を見つけ出す近道は、好奇心を持ってさまざまな学びにチャレンジすることです。基礎学力の定着はもちろんですが、学びに対する興味・関心・好奇心を持ってもらいたいと思っています。学習の素地を身につけるために、思考力、発想力を豊かにしていくことが、スキルアップに必ずつながっていくと信じています。
本校が目指す「キャリアデザイン教育」は、単なるキャリア教育にとどまらず、自ら考え、導き出す能力を育み、生きる力を育成することです。そのために大切な、調べる能力、整理する能力、話し合う能力、伝える能力を、このICT教育の導入によって強化していきたいと考えています。
学ぶことの楽しさ知ることで、興味・関心の幅をどんどん広げていってほしいです。

入試企画部長 芳竹 良彰 先生

ICT教育に対する生徒の反応や効果

導入によって授業風景が変わりました。前向きに楽しく授業に取り組んでくれており、顔を上げて黒板に向かう生徒の率が格段に上がったように感じています。これまでの板書中心の授業とは違い、前に注目し授業に集中してくれています。教える側からも生徒の表情が確認できて、生徒ひとりひとりがしっかりと授業内容を理解できているかどうか把握しやすくなりました。
また、連絡事項や課題などをiPadで受け取り、提出できるようになり、教材の整理がとても簡単になりました。

教育支援ソフト「Cyber Campas」は学校からの連絡事項や教員からの連絡事項、配布物などをアップロードすることができます。学年、クラス、個人など、状況に合わせて情報を配信できます。
授業支援ソフト「ロイロノート・スクール」は、教材の配布や質疑応答をダブレットで行うことができ、生徒と教員のコミュニケーションを活性化させ、生徒たちが主体的に自分の言葉で説明する思考力、判断力、表現力を養うことができます。
配布されたプリントや資料は、これらのソフトやiBooksを用いてまとめることができます。スケジュール管理機能を使って学習内容の整理が一括管理できるようになり、生徒自身で学習計画を立てやすくなったようです。

校内ではWi-Fi環境が整っているので、疑問が湧いたとき、すぐにインターネットで調べ学習ができるのがよいと生徒からも好評です。疑問をそのままにせず、すぐに解決していくことは大切です。休み時間などに、友達と一緒に何かを調べて語り合い、情報を共有している生徒の姿をよく見かけるようになりました。
中学生に one to one でiPadを所持させることは多くの不安もありましたが、思った以上にスムーズな導入ができたと思います。

全生徒に配布されたiPadを活用

ICT教育の具体的な授業内容

英語、理科などさまざまな教科でICTを使った授業を展開しております。
英語科ではデジタル教科書を導入しています。デジタル教科書は、音声・動画機能を活用して視聴覚に訴えかけることができるツールです。本文をタップすることでネイティブの発音をすぐに聴くことができ、動画による日常会話文の学習もできます。デジタル黒板を見ながら授業を進めていくので、生徒たちは下を向かずに前を向いて授業を受けてくれます。教師は生徒の顔をしっかりと見ながら授業を進めることができるので、生徒の顔つきで理解度を確認することができ、授業を進めやすくなりました。

「ロイロノート・スクール」では、テキストやイラスト、写真、動画などの資料はカードとして表示されます。そのカードを繋ぎ合わせるだけで、見せる順番を簡単に変更でき、シンプルな操作でプレゼンテーション資料の作成が可能です。また、手描きで文字や図を書き込むこともできるので、よりわかりやすく注釈を添えることもできます。このカード情報は生徒間でもやり取りすることができ、グループワークを行う際にも適しています。

デジタル教科書導入の英語科の授業風景

配布された問題に生徒たちが直接解答を書き込めるので、タブレット上で意見を集約して一覧で生徒の解答を表示することができます。この機能によって、教員は全員の答えを授業中にリアルタイムで把握できるようになりました。子どもの思考をダイレクトに感じることができ、より内容の濃い授業が展開できています。集まった解答は電子黒板を使って見ることができるので、クラス全員の解答を見ながらディスカッションをすることも可能です。例示したい生徒の解答を選んで比較表示することもできるので、説明がより分かりやすく生徒に伝わります。また、生徒たちは他の生徒の意見や解答を見ることで、多面的な角度から問題に取り組むことができます。

資料はそのまま保存・管理できるので、これまでの授業とは異なり、板書する時間を短縮できるようになりました。その分、ディスカッションの時間をたっぷりと取ることができ、いままで以上に活気のある授業を展開することができています。手を挙げて発言する生徒が増え、生徒の気持ちを前向きにできていると手応えを感じています。

授業中に集中して話を聞かせたいときには、教員によって操作ロックができる機能がありますので、メリハリよく授業を進めることができます。生徒間でのデータ送信の許可やロックも教員側でコントロールができます。生徒のログイン参加状況も教員のタブレットには表示されるので、生徒の動向がしっかりと把握できます。

クラス全員の解答を見ながらディスカッションも可能

授業以外の活用

保護者の方への情報共有やアンケートも「Cyber Campas」上で行うことができます。
ご家庭のPCで保護者の方への共有事項を確認していただけるので、生徒からの伝達漏れがありません。
また、ご家庭へのプリントの配布を減らし、エコに貢献していきたいと考えています。

今後は保護者の方とのコミュニケーションツールとしても、どんどん活用していきたいです。

情報モラル教育とセキュリティ

ICT機器はとても有益性の高いツールではありますが、安全に活用できるようセキュリティやITリテラシーについてのマナー教育もしっかりと行っています。

校内のネットワークでは有害サイトへのアクセスを制限するフィルタリングが施されているので、生徒に不必要な情報のダウンロードはできないようになっています。中学はホワイトリスト方式、高校はブラックリスト方式でフィルタリングしており、何時間かおきに自動巡回していますので、不適切なダウンロードやネット閲覧はすぐに教員へ報告が届くようになっています。このシステムについては、生徒も十分に理解しているので、しっかりとルールを守って使用してくれています。

今後の展開、ICT教育を通じて実現したいこと

デジタル教材づくりは予想に反してとてもスムーズに行うことができ、教員も感動しています。フォルダを使って資料の共有ができるので、教科担当同士の情報交換もスムーズになりました。よい資料は皆で共有するようにしています。

スケジュール管理ソフトを使っている生徒もいます。「Cyber Campas」上にクラス新聞を発行しているクラスもあります。基本的にはこんな風に使いましょうといった決まりごとは作っていません。導入して間もないこともあり、これがベストだという使い方はまだ見えていませんが、生徒たちの知的好奇心をしっかりと育んでいけるよう、教員間の共有を増やし、使い方を検討していきたいと思っています。ICT教育はあくまでツールの一つだと考えています。生徒との関わり合いの一つとして、生徒と教員が同じ土俵で好奇心を持って学習し、生徒の学びの芽をしっかりと育て、花咲かせてやりたいと思っています。

参照:授業アプリ『ロイロノート・スクール』の紹介映像(Youtube動画)

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