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きんきだいがくふぞく

近畿大学附属中学校 

スクール特集(近畿大学附属中学校の特色のある教育 #2)

最先端の医療現場を体験、高度な学力と倫理観を身につけた心豊かな医療人を育成

中学1年生から段階的に近畿大学の医療現場で本物に触れる体験を通して、医学と真摯に向き合う姿勢をしっかりと養う近畿大学附属中学の「医薬コース」とは?

近畿大学附属中学校は日本有数の総合大学である近畿大学の附属校であり、1939年創設以来70年を超える歴史を有する。
「人に愛される人 信頼される人 尊敬される人になろう」を校訓に掲げ、その精神である「相互敬愛」「思いやり」の心の育成に尽力し、知・徳・体の調和のとれた全人教育を目指している。 さらに、平成26年度からは、中学校全生徒にone to oneでiPadを配付。現在では、中・高全生徒がiPadを所持し、21世紀型スキルの定着を目指した最先端のICT教育を実践している。

高度な学力と倫理観を身につけ 医療系大学への進学をめざす「医薬コース」

中学・高校時代が将来の進路に直結するという考えのもと、一人ひとりの目的や適性にあったコース別教育を行っているのが特長で、コースは高度な学力と倫理観を身につけ医学部・薬学部などの医療系大学への進学をめざす「医薬コース」、より深い学びにより国公立大学への現役合格をめざす「英数コース アドバンスト」、大学受験にとらわれない真の大学附属教育をめざす「英数コース プログレス」の3つ。近畿大学に進学を希望する生徒にとっては大学附属という恵まれた環境のなか、大学教授陣による出前講義をはじめとしたアカデミックな連携教育が行われている。

なかでも「医薬コース」では感受性の強い時期に、医療従事者として最も大切な使命感や倫理観の育成に力を注ぎたいとの思いから、近畿大学医学部・薬学部・附属病院の協力のもと、ほかには類を見ないさまざまな体験実習や講演会を中学生という早い段階から実施している。

「医薬コース」の目標

「医薬コース」の目標は、医療従事者として最も大切な使命感や倫理観を育成すること。中学1年生から、近畿大学医学部・薬学部での見学や実習、講演会などに参加する機会があり、医療の現場を肌で感じ、医療に携わるとはどういうことかを、自ら感じ学び取っていくことができる。 心豊かな医療人を育てることは、医学部・薬学部を有す総合大学の附属校としての使命であり、それを可能にすることができる「真の医薬コース」として注目を集めている。

前期・中期・後期と段階的に明確な教育目標を設定。
中学1・2年生では学習習慣と基本的生活習慣を確立し、基礎学力を定着させることに重点を置き、医学部・薬学部を有する近畿大学の附属校でしか実施することのできない体験実習を通して、医学・薬学への夢を育てている。
中期となる中学3年・高校1年生では幅広く、より深い学力の定着をめざすとともに、近畿大学医学部・薬学部での体験実習や学習講演会などを通して、職業意識を高め、医療従事者として最も大切な使命感や倫理観を育成している。
大学進学を控えた後期、高校2・3年生では理系アドバンストと合同で到達度別クラス編成を実施し目標に合わせたきめ細かな受験指導を行っている。一定の成績基準を満たした生徒には学科試験免除で近畿大学医学部・薬学部へ進学できる特別推薦制度があるほか、医学部においては平成23年度入試より授業料が免除される特待生制度も導入。医学の道を目指す生徒たちをサポートしている。

近畿大学医学部での見学・体験学習

今回は近畿大学附属中学校で特に力を入れている体験学習の様子を見せていただくために、医薬コース中学2年生による近畿大学医学部での見学・体験学習に同行させていただいた。

午前中は世界で初めて全身麻酔による乳癌手術に成功し、新時代を開いた外科医・華岡青洲の貴重な医療器具の見学にはじまり、解剖室の見学、病理・組織実習室では人の身体の成り立ちについて学んだ後、組織病理標本観察を行う。昼食は栄養指導も兼ね、入院患者さんと同じメニューを検食。午後からはシミュレーションラボにて医学教育シミュレーターに触れ、一次救命処置などを体験。最後に近畿大学医学部の紹介DVDを視聴するといった、盛りだくさんの内容だ。

「本物の人体標本を使った説明では実際に標本を手にしてみるなど、早い時期から医療実習を経験させています。中学2年生では1学期から医療漫画などを教材として使用し、繰り返し医療に関する倫理観や使命感を深める学習を行っています。また、献体登録制度についても事前に学習してこの実習に参加しているので、自らの臓器を提供してくださった方々によって医療が支えられているということを実感し、自分たちがこれから目指す医学の道にしっかりと向き合う姿勢が定着していきます。もちろん、事後学習もしっかりと行っており、グループに分かれてレポートをまとめ、見学させていただいた医学部に送らせていただいています。」と担任の古橋秀一先生。

同行してみて、中学2年生とは思えない生徒たちの落ち着いた様子にまず感心した。
医学部学務課長によるガイダンスの後、白衣を着用して記念撮影をするのだが、初めて袖を通す白衣に最初は照れてモジモジしていた生徒たちが、見学が始まるや顔つきが変わった。メモやiPadを片手に熱心に話を聞き、真剣な眼差しで見学。標本観察では自分の手と比べてみたり、重さを確かめてみたり、機能や形を図で確認しながら比較してみたり、積極的に大学の先生に質問をしている様子が印象的だった。

近畿大学附属中学校では日頃から医学の専門的なことを学ぶよりも、まずどのように向き合っていくべきか、心の部分の教育を重点的に行っているそうだが、その日頃の学習によって、医学と真摯に向き合う姿勢がしっかりと培われていることが窺えた。

岡﨑 忠秀 校長先生 のお話

平成14年に医薬コースを設立して以来、感受性の強いこの時期にこそ生命について、倫理感について学ぶことが大切だと考え、体験学習も多く取り入れてきました。
近畿大学医学部への見学会は今回で10回以上になりますが、実際の医療現場での体験学習を通して目に見えて子どもの様子が変わっていくんです。なかなかできない体験が刺激となり、勉強に向き合う姿勢が大きく変わる生徒も少なくありません。中学生という早い時期から医療系に就職することを目指して学びを深めていくことに意味があると私は思っています。

医薬コースの生徒たちの7割が医療系の大学に進学していますが、勉強ができるからではなく、純粋に命を救いたいから医学の道を目指すようになってほしいですね。命とどう向き合っていくかといった気持ちの部分を育て、できるだけ早い段階で医療に携わる者としての基本的な考え方を身に付けてほしいです。そして、この医薬コースから真の医療人となる人材をしっかりと育てていきたいです。

大学附属中学校ならではの恵まれた環境を生かした医薬コースの特長

今回は中学2年生の医学部見学・体験学習に参加させてもらったが、ほかにも各学年で段階的に医療現場の貴重な見学・体験の機会を設けているという。
中学1年生で行う近畿大学医学部奈良病院の見学会では、医師や薬剤師の役割、最先端の設備見学、実際に働く看護師の様子などを見学し、チーム医療の大切さを学んでいる。また、医療薬学研修センターの実習ではチーム医療の一翼を担う薬剤師の役割を理解し、進化し続ける医薬品開発現場についての学びを深めている。
中学2年生の夏には薬学部の薬用植物園を見学。植物と薬の深い関係を知り、広い視野で医療について見つめ直す機会を設けている。
中学3年生では近畿大学医学部堺病院での看護体験学習を行っていて、生徒2人に看護師が1人付き、担任など教員のいない環境で患者さんとコミュニケーションを取りながら、看護実習を行っている。高等学校課程に進級すると、医学部の先生方や卒業生の講演を通して医療についてより具体的に考える機会も設けている。

このように、近畿大学医学部・薬学部・附属病院といった大学附属中学校ならではの恵まれた環境をフルに活かし、最先端の医療現場を体験することで倫理観、使命感をしっかりと身に付けて、将来の目標に向かって迷いなく進んでいけるようなカリキュラムが組まれているのが、近畿大学附属中学校の医薬コースの特長だろう。現在、医薬コースからは医・歯・薬学科への進学が50%以上、保健・看護・生命学科を含めると約70%が医療系の大学へ進学しているという。やはり本物に触れる体験は、なりたい自分を見つける近道ということなのだろう。近い将来、近畿大学附属中学校医薬コースから、華岡青洲のような新しい発見、素晴らしい成果を上げる名医が生まれることを、ぜひ期待したい。

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