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にがわがくいん

仁川学院中学校 

スクール特集(仁川学院中学校の特色のある教育 #1)

未来に輝く人を育成する新コース

仁川学院中学校では、大きく変わりゆく21世紀社会で自立し、活躍できる人材を育てるために、2019年度より2つの新しいコースがスタート。その教育の特色について、学校にお話をうかがいました。

仁川学院中学・高等学校 教育企画部長 長町 康弘先生のお話

「探究型、協働型、体験型」の学びを重視

本校では、これまでの教育の実績をもとに、2019年度より新しいコース『アカデミア(Academia)コース』『カルティベーション(Cultivation)コース』をスタートさせます。2つの新コースいずれも、大きなねらいは未来の社会に活躍できる人材を育てることです。時代は急速に変化し、求められる能力も変わろうとしています。これからの生徒に必要なのは「探究型、協働型、体験型」の学びです。各コースに応じてグループでの探究活動や学び合いなどを多く行い、ICTも活用しながら時代に応じた能力を培っていきます。また、中学から大学入試改革を想定した特色教育を展開し、6か年だからこそ可能になる、無理なく着実に伸びる新コースで個々の進路目標の実現を目指します。

中学1年~3年までは、個々の生徒の可能性を広げるため『アカデミア』『カルティベーション』の2コース制、高校進学時には『カルティベーション』コースをカルティベーションSコースとカルティベーションコースに分け3コース制となります。更に高校2年時では、アカデミアα、アカデミアβ、カルティベーションα、カルティベーションβの4コースとなります。高校からのきめ細かいコース設定は、多様化する大学入試を意識しています。2020年度より大学新入試制度が始まりますが、それは多様化への第一歩であり、今後は各科目の筆記試験重視や、英語重視、中高時代の活動履歴重視などさまざまな選抜が行われるでしょう。学校としてそれに対応しながら一人ひとりの進路をかなえる教育システムが重要です。また、生徒にとっても、コースの選択肢を多くすることで、早くから具体的に進路を考えることができます。中学入試の段階では志望や成績に応じて『アカデミア』『カルティベーション』の両コースをまたいでの選択も可能です。さらに、中学では毎学年の進級時にコース変更ができます。

▶教育企画部長 長町 康弘先生

学問的な探究を行う『アカデミアコース』

『アカデミアコース』は、“アカデミア”が「学究的な世界」を意味するように、学問的な探究を意識した幅広い学習プログラムにより、質の高い学力を身につけるためのコースです。現状を分析する力や問題提起・解決力の育成を軸とし、学ぶことへの関心や姿勢を大切にします。

『アカデミアコース』のめざす進路は、医学部も含め難関国公立大学です。高2から難関国公立の志望者は「アカデミアコースα(アルファ)コース文系・理系」、国公立大志望者は「アカデミアβ(ベータ)コース文系・理系」に分かれます。

『アカデミアコース』の目玉はミニ卒論

中学では、両コース共通の必修科目を中心として学びながら、各コースに応じた学習プログラムに取り組みます。
探究力を重視する『アカデミアコース』の大きな特色は、高2のミニ卒論作成です。ここを目標に、中学からさまざまな課題を設け「書く・調べる・発表する」などの基本を身につけていきます。そのなかで大切にするのは、他者との協働です。友だちと学び合いながら各自の考えを広げ、課題解決力やコミュニケーション力を養います。

ミニ卒論のために高校に設置するのが、本校独自の「探究」の授業です。高1・2の「探究」はゼミ形式の授業により、教員が生徒個々をサポートします。αコースは個人論文、βコースはグループ論文を予定しており、自分たちで設定したテーマで研究していきます。そして卒論を完成させポスターセッションにも取り組む。生徒にとってやり甲斐があり大きな達成感を得られる活動となるでしょう。

教科横断学習や大学受験対策

『アカデミアコース』では、教科書を超えて学ぶことも特色です。中学段階から研究機関や難関大学を訪問し、講義や実験を体験します。高校では、数学と理科、国語と社会などさまざまな組み合わせによる教科横断的な学習も行います。授業時間に加え、放課後も学習や探究活動など有意義に活用します。中学で行うのは国・数・英を補強するフォローアップゼミ。高1・高2では週4日フォローアップタイムを設け、自学自習を基本として教員が質問を受け付けます。自ら毎日勉強し、その日の学びの“積み残し”をしない。それが放課後学習の狙いです。高3は全コース共通で平日放課後および土曜日に「入試対策講座」を開講します。志望大学別や国公立・私立大対応の講座、小論文、2次対策など、充実の講座群です。各生徒の進路実現に向けて強力にバックアップします。

個性を磨く『カルティベーションコース』

『カルティベーションコース』は、“カルティベーション”が「耕すこと・育てること」を意味するように、基礎学力からしっかりと養い、個性を磨き、自分に合った進路選択を見出すためのコースです。そのために、教科の学びに加えやさまざまな体験活動を用意しています。

『カルティベーションコース』では、難関私立大をはじめ各私立大学をめざします。高1で「カルティベーションSコース」と「カルティベーションコース」を設置。さらに、高2に設置するのが、難関私立大志望者のための「カルティベーションαコース:文系・理系」と、私立大志望者のための「カルティベーションβコース:文系・理系」です。

『カルティベーションコース』で基礎から積み上げる

将来の可能性に向けて自己を耕す『カルティベーションコース』では、まず中学で基礎を徹底して鍛えます。そのなかで重視するのは、自学自習習慣を身につけること。日々の宿題や小テスト、間違い直し・再テストなど“自ら勉強”するサイクルで教員が指導します。学年が上がるにつれ増えるのが、グループワークによる学び合いや探究活動です。特に高校では、グループで1つの課題に取り組み、協力して答えを導く活動を取り入れます。

高1に設置する「カルティベーションSコース」は、基礎力の定着とともに応用にも取り組み、学力アップを図ります。一方の「カルティベーションコース」は、基礎力の養成とともに体験学習も多く行い、各自の個性を伸ばします。

私立大の入試にしっかりと対応

高2から設置する「カルティベーションαコース」は、関関同立はじめ私立難関大入試に対応したカリキュラムが特色です。英検指導など大学新入試に対応する英語力も強化します。「カルティベーションβコース」の特色は、社会への視野を広げ、得意分野を見出すための体験が豊富なことです。企業やNPOとの連携による体験学習やボランティア活動などのプログラムを用意しています。高3は「志望理由書対策講座」などにより、AO入試も含め私立大の多様な入試に備えます。

『カルティベーションコース』では、放課後はクラブや生徒会、習い事など各自で有意義に活用してほしいと思います。それが自分の成長につながり、将来の進路選択にも生きるはずです。もちろん、授業の復習のための講座や、発展学習のための講座、英語講座、高3全コース共通の「入試対策講座」などにより、一人ひとりのニーズを支えます。

中学全コースで「コミュニケーション学」

本校がこれまで大切にしてきた独自の教育は、引き続き全コースで行います。その一つが中学の「日本語」の授業。「コミュニケーション学」として位置づけ、さらに充実させていきます。目的は、日本語力の向上を図るとともに、グループでの話し合いや、提案・意見交換、調査方法などの基本を身につけることにあります。各コースに応じたプログラムで学んでいきますが、共通するのは生徒中心の活動であることです。

たとえば、日本文学の名文の音読・暗唱、言葉の使い方や修辞法の演習。正しい意見文の書き方。グラフなどの資料の読み取り。また、グループでの話し合いを通して、どうしたら互いに気持ちよく交流できるかを考え、否定的・批判的な言葉からは自由な提案や意見が生まれにくいことに気づかせます。こうした学びは、他者との協働による課題解決が求められるこれからの社会において、ますます重要になります。

「仁川タイム」の園芸プロジェクト

独自の学年縦割り活動を行う「仁川タイム」も、中学全コースに設置します。これまで毎週1回、6・7時間目に、校内の畑で野菜を育てる園芸プロジェクト「仁川の森」に中学生全員で取り組み、自然や命の尊さを実感するとともに、理科の視点から観察も行ってきました。初めは土に触れるのに慣れなかった生徒も、やがて「私の畑」と言って大事に育てる様子が見られ、さらに生徒たちの美化意識も高まったと思います。命を育てることは心の豊かさや優しさを養うのです。それだけでなく、全校生徒や教員、みんなのつながりを育むための時間ともなっています。

新コースでは、「仁川タイム」の活動から課題を見出して探究するなど、各コースの学びにどんどんつなげていきたいと考えます。また、収穫した野菜を文化祭で販売したり、地域との交流に活用するなど可能性は無限大です。そうした活動も、自分の興味・関心や進路を考えるための一助となるはずです。

留学制度・海外研修が充実

キリスト教にもとづく教育を行う本校では、伝統的に国際理解・国際交流に力を入れており、これからも全生徒に向けて実施します。アメリカ・オーストラリアでの長期留学制度は高1・2希望者対象。高2のイタリア研修旅行(国内との選択制)も本校ならではのスタディツアーです。本校の経営母体である「カトリック・コンベンツアル聖フランシスコ修道会」設立の地、アッシジを訪ねます。

2018年度より中1~高2希望者対象に新たにスタートしたのが、11日間のオーストラリア短期研修です。ホームステイやファームステイ、現地校との交流、自然を満喫するアクティビティーなどがあり楽しく有意義に学べます。生徒たちもとても意欲的で、第1回には44名が参加しました。

英語教育は、4技能をバランスよく養う「オンライン英会話」や、身につけた英語を校外でアウトプットする機会などこれまでの学習活動を生かす形で、新コースそれぞれ高い英語力を養うプログラムを実施します。現在、中学では夏の学習合宿で京都・金閣寺を訪れ外国人にインタビュー、高校では「大阪イングリッシュビレッジ」での会話レッスンなど、実践的なプログラムを展開中です。

充実の授業時間数・ポートフォリオづくりも

授業時間数が充実しているのも全コース共通の特長です。中高とも平日は7時間授業。さらに、『アカデミアコース』は中高ともに難関国公立大受験に備えて毎週土曜も授業を行います。

ポートフォリオづくりも全コースで取り組みます。探究活動や教科の学習での成果、部活や生徒会の活動実績、ボランティア活動など学校生活のすべてをまとめて記録し、中高6年間の「学びのアルバム」を各自で作成していく。それは自己の成長の証です。進路を考えるとき振り返ったり、AO入試の自己推薦文の材料としたり、さまざまに役立てることができます。

すでに高校で取り組んでいるのが、コンピュータを活用したポートフォリオの作成です。2019年度より、中1と高1で一人1台のパソコン使用がスタートするため、それがさらにスムーズなものになります。もちろんポートフォリオに限らず、グループでの探究活動や教科の授業でも各自のパソコンや各教室のプロジェクターなどICTを活用した教育を充実させていきます。

「和と善」を建学の精神として

本校の生徒たちは皆優しく、穏やかです。それは本校がキリスト教カトリックにもとづく教育を行う学校だからこそと思います。建学の精神は「和と善」。感謝とともに人となごみ、仲良くする「和」の心で、神から自分に贈られた「善」を人々と分かち合う。この建学の精神にもとづき常に大切にするのは生徒同士、生徒と教員の信頼関係であり、それは時代を超えて不変です。本校の6年間でたくさんの仲間と友情を育み、ともに学び、未来の社会で自立し、活躍できる人になってほしい。そのために学校として、新しい教育に全力を尽くします。

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