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ぶんかがくえんだいがくすぎなみ

文化学園大学杉並中学校 

スクール特集(文化学園大学杉並中学校の特色のある教育 #2)

カナダと日本の高校卒業資格取得可能 「ダブルディプロマコース」1期生が大躍進!

国内で唯一の「ダブルディプロマコース」を設置している文化学園大学杉並高等学校。その取り組みと、この春卒業した1期生の活躍を取材しました。

2015年度より、カナダと日本の両方のディプロマ(卒業資格)が取得できる「ダブルディプロマコース」を開設した文化学園大学杉並高等学校。その1期生が今年度から国内外の難関大学に進学し、大きな一歩を踏み出しました。ダブルディプロマコースの取り組みと展望について、国際部・英語科の窪田淳先生に話を聞きました。

1年生の夏にカナダへ短期留学。英語力をつけて本格的な授業へ。

 「ダブルディプロマ(DD)コース」とは、日本の「文化学園大学杉並高等学校」と、カナダのブリティッシュコロンビア州(BC州)の「Bunka Suginami Canadian International School(BSCIS)」の両方の学校に在籍し、日本のカリキュラムと並行して、BC州教員によるカナダの授業を受けるというコース。高校卒業時に、日本とカナダのディプロマ(卒業資格)を取得できるのが、最大の特徴です。同校では、この国内唯一のグローバルプログラムを3年前から実践しています。

 DDコースの学びは、入学する前(4月1~3日)のオリエンテーションキャンプから始まります。「英語のトレーニングなどを行いながら、まず生徒たちに、このコースの授業形態に慣れてもらう、簡単な英語でも授業が成立することを体感してもらうことが目的です」と、窪田先生。「1学期はまだ、ディスカッションを日本語、発表を英語という状態で、授業を進行します。7月に入ると、カナダBC州に5週間の短期留学へ。生徒たちは、ホームステイをしながら、現地の学校へ通い、集中講義を受けます。英語漬けの日々を過ごすことで、高校入学時は英検準2級レベルだった英語力を、2級まで引き上げていきます。2級レベルになれば、英語を使って、カナダの高校と同じように授業を行うことができます」。

▶国際部・英語科の窪田淳先

高い英語力と21世紀型スキルを養成。1期生は国内外の難関大学に進学!

 こうして1年生の2学期から、本格的なカナダの授業がスタート。「2つの国のカリキュラムを同時に履修しなければならないので、当然、授業数も多くなりますね。また、カナダの授業は、教員が多くを説明するのではなく、生徒たちが課題について、ペアやグループで話し合い、考えをシェアしたり、プレゼンテーションをしたりします。いわゆるアクティブ・ラーニング型の授業を通して、思考力や表現力なども養っていきます。そして教科は、文系、理系の縛りをせず、全部の科目を学習します。リベラルアーツ的な学びをすることで、複眼的な視点を育てていきます」と窪田先生。

毎日、英語に触れる生活を通して、生徒たちの英語力はさらに伸びていきます。1期生(13人)のデータでは、1年次9月のGTEC(スコア型英語4技能検定)の平均が592.5点であったのが、2年次12月は684.8点にアップ。3年次の9月には、ほぼすべての生徒が英検準1級レベルとなり、12月に4名の生徒が1級レベルに到達しました。

このように生徒たちは3年間で、高い英語力と、欧米型の授業を通じて、思考力や表現力をはじめとする21世紀型スキルを身につけていきます。そして、この春、卒業した1期生は、早稲田大学(3名)、国際基督教大学(ICU・4名)、上智大学(1名)といった国内難関大学や、オランダ、チェコなどの海外の大学へ進学しました。「英検準1級レベルの英語力をもっていれば、一般入試はもちろん、AOや推薦入試にも強いですね。またBC州の成績があることで、ICUや早稲田大学などの国内大学を帰国生や国外生の枠で受験できたり、海外大学への進学の道も大きく開かれます」。

ダブルディプロマ準備コースでカナダの学習スタイルを体験

 ダブルディプロマ(DD)コースは、高1からのスタートですが、中学2年生からはダブルディプロマ(DD)準備コースが用意されています。「2年次から2つのコース制となります。もう一方の中高一貫コースと、DD準備コースの大きな違いは、英語の学習です。DD準備コースは、週10時間と、中高一貫コースよりも1時間、英語の授業数が多く、そのうち8時間をBC州の教員が担当します。中高一貫コースは9時間のうち、7時間をBC教員以外のネイティブの教師が授業を行います。双方とも2時間は日本人教員が文法を教えます。授業の仕方も異なり、DDでは、英語でコミュニケーションをしたり、発表したり、“英語を使いながら英語力を身につける”ことに重点を置き、中高一貫のほうは、シラバスに沿って、体系的に“英語を学ぶ”という学習法になります」と、窪田先生。
 「また、数学を英語で学ぶというような授業も、中学校から慣らしておけば、高校でスムーズに取り組めることができます。2年間、DDの学習スタイルを試してみて、自分に合わないと判断した場合は、高校入学時にコースを切り替えることも可能です。反対に中高一貫コースからDDコースへの変更することもできます」。

ダブルディプロマコース 一期生インタビュー

ここで、この春、高校を卒業したダブルディプロマコースの1期生に、3年間の学びを振り返ってもらいました。

Oさん UBC(ブリティッシュコロンビア大学)に合格
Iさん 立教大学経営学部国際経営学科に進学

Qダブルディプロマコースを受験した理由は?

【Oさん】中学校時代に英語のスピーチコンテストに出て、英語が好きになりました。もっと英語力を伸ばしたかったので、ダブルディプロマという新しい取り組みにチャレンジしました。
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【Iさん】前々から母が文大杉並を勧めていて、その後、DDの存在を知り、将来の可能性が広がりそうだなと思いました。また、小さい頃に5年間、シンガポールに住んでいたのですが、その時に身につけた英語力が、日本で生活しているうちに落ちてしまい、もう一度、この学校で英語力を高めたい考え、受験を決めました。

▶Oさん

Q入学後、すぐにDDコースの学びに慣れましたか?

【Oさん】クラスメートが様々なバックグランドをもっていて、お互いをカバーしながら学ぶという環境からのスタートで、最初は戸惑いました。また、軽井沢のオリエンテーションキャンプで、英語の教科書を使って学習したのですが、カナダでは小学校レベルの英語であったのに、よくわからなかった。日本の学習法との違いを実感し、カナダの授業に慣れるまで、少し時間がかかりました。
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【Iさん】私も1学期は試行錯誤していました。夏休みにカナダにホームステイをして、英語漬けの生活をした時から、英語を使うことに慣れてきました。また、カナダの授業は、パソコンを使って、ディスカッションやプレゼンテーションをすることが多く、そういうスタイルも、2学期頃から慣れてきました。

▶Iさん

Q3年間のDDコースの学びで、どんな力が身についたと感じますか?

【Iさん】英語を使いこなす力でしょうか。大学で授業を受けた時、英語の読み書きはとてもできるのに、しゃべることが苦手な人が多いことに気づきました。DDコースでは、英語で理科や数学を教わったり、日頃からディスカッションをするなど、常に英語が身近にあったので、自然に話す力も身につきました。
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【Oさん】英語力に加えて、創造力や積極性が培われたと思います。生徒が主体的に授業に参加し、発言をしなければ、前へ進まないという環境に身を置いていたので、積極的にならざるえなかったですね。自分のアイデンティティを見直すきっかけにもなりました。

Q 最後に将来の夢を教えてください。

【Iさん】貿易に興味があるので、商社で働きたいです。英語を使い、貿易という仕事で、人を幸せにできれば…と考えています。
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【Oさん】医学を学び、医療を通じて、世界の様々な人たちと関わっていきたいです。

DDのプログラムを通じて激動の社会を生き抜く力を育成

今年で4年目を迎えるダブルディプロマコース。2018年度から男女共学化がスタートし、さらに多様な環境のなかで、活発な授業が展開しています。「これからは、ますますグローバル化が進み、社会も速いスピードで変化していきます。生徒たちには、どんな変化に遭遇しても、フレキシブルに対応できる力を身につけてほしいですね」と窪田先生。同校では、DDの新しいプログラムを通じて、21世紀をたくましく生きる人材を育てています。

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