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細田学園中学校
スペシャルレポート<vol.2>

次世代型教育に対応した入試を導入!
自ら未来を切り拓く若者を育成

2019年4月に開校予定の細田学園中学校。同校では、dots【原体験】を重視した教育のもと、未来をたくましく生きる若者の育成を目指している。その教育方針を、入学試験にも反映。どのような試験で生徒を受け入れ、6年間で伸ばしていくのか。副学園長の持田直人氏と、中学校開設準備室の篠塚裕介先生に話を聞くとともに、dots【原体験】ができるオープンスクールについてもレポートする。

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dots【原体験】を大切にした教育活動

2019年4月に開校予定の細田学園中学校が、最も重視しているのが、たくさんのdots【原体験】を提供する教育活動である。dots【原体験】とは、その人の考え方や生き方を形づくる経験のことで、「中高6年間という成長著しい時期に、質が高く、深い、幅のあるdotsをいかに獲得するかで、将来の可能性も大きく広がっていきます」と、副学園長の持田直人氏は語る。同校では、その“dots教育”を通して、「未来創造力」「国際力・英語力」「人間力」の養成を目指している。

副学園長 持田氏

DITOメソッドで未来創造力を育成

「これからの激動の社会で活躍するには、知識を習得するだけではなく、問題点を分析する『捉える力』や、問題解決に向けて『考える力』、周囲を巻き込み、協働する『動く力・動かす力』、失敗してもあきらめない『乗り越える力』を身につけることが必要です」と持田氏は言う。同校では、これらの力を培うために、独自の学びの手法として、「DITO」メソッドを採用。「DITO」とは、「Define(定義する)→Input(入力する)→Think over(熟考する)→Output(出力する)」を意味し、この一連のサイクルを繰り返すことによって、dots【原体験】を獲得するというしくみだ。

「特に私たちがこだわっているのが、Dの部分です。日本の教育は教師主導型で、生徒は受け身であることが多く、主体性が育まれにくい。自分の力で未来を切り拓くには、言われたことをするのではなく、自らDefine(定義する)、またはDecision(決定する)ことが大切です。たとえ目指すゴールが同じであっても、自分で決めたものと、決められたことをするのでは、気持ちの入り方が全く違います。それは授業でも、部活動でも、進路についても同様です。たとえば、自分自身で『海外大学に進学する』と決心したら、そのための勉強を自ら行うようになります。反対に、本人のDがなければ、周囲が『勉強をしなさい』と言ったところで、最後の最後に踏ん張ることができない。私たちは学校生活のすべてにおいて、DITOメソッドを取り入れ、Dの力を強化したいと考えています」

DITOメソッド

6年間で幅広いdotsを獲得

同校では、生徒たちがdotsを得る機会として、部活動や選択クラブ(集中教養講座)、学校行事などの課外活動にも力を注いでいる。選択クラブとは、夏と冬の2回、入部している部活動以外の講座を選び、参加するというもの。運動部の生徒が文化系のクラブで活動する(逆もまた然り)というように、1つの部活動では得られないdotsの幅を広げることができる。
また、春と夏に2回、フィールドワークを実施。「この活動は、大島(三原山)の噴火口を調査する、奥の細道を歩く、明治維新の軌跡をたどるなど、幅広いプログラムから自分の興味があるものを選び、参加をします。面白いのは、自分がさほど関心のなかったプログラムに、仲の良い友達に誘われて参加したら、思いのほか、自分のほうが興味を持ったというケース。まさに偶然のdotsですが、案外こういうことから、進路の選択につながることもあります」と持田氏。
「教育は、効率性だけを求めていたら、本当に好きなものを見つけることができません。一見、無駄に思えることも、将来、役に立つこともあります。6年間で様々なdotsを獲得し、自分の興味関心のあることを見つけ、自身の未来を創造してほしいと思います」

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自分の得意分野を活かせる多様な入学試験

細田学園中学校が推進するdots教育は、入学試験にも反映されている。「様々な出会いも、素晴らしいdotsになります。そして、出会った生徒たちが一緒に活動することで、いろいろな化学反応が起きる。そうしたことも踏まえ、本校の入学試験は、dots教育に対応し、多種多様な出会いができる形態をとっています」と、入試統括の篠塚裕介先生は話す。

篠塚先生

DITOメソッドに沿った入試問題

2019年度の入学試験は、一般入試、dots入試(適性検査型入試)、特待生入試、帰国生入試を準備し、一般は、4教科(2教科合格もあり)、国語・算数・英語の3教科入試を設定している。

2019年度生徒募集要項

「一般入試において、私たちが意識したのはDITOメソッドのDの部分です。Define(定義する)は、どこに着目するかということも重要になります」と篠塚先生。「たとえば、社会では待機児童問題について様々な立場からアプローチがある中、自分ならどう考えるかを問うてみたり、国語では、登場人物が語る幸福論を踏まえ、あなたは幸せをどう考えるかといった内容の問題を想定しています。いずれも正解のある答えというものはなく、幸せ一つをとっても、人との関わりの中で幸せを感じる人もいれば、自分が何かを達成することが幸せだと思う人もいて、Define次第で、Outputも変わってくる。本校は、様々なOutputができる人を受け入れたいと考え、それを入試にも反映しています。ちなみに、解答の文章が多少稚拙であっても、自分なりの着目点があり、自らの考えを述べていればOKとみなします」

「英語を試験科目に入れた3教科入試は、本校が強化している国際力・英語力の養成に基づいています。英語のレベルは英検3級程度を想定し、オーソドックスな問題を出題。小学校時代に英語が好きで勉強をしていた人、得意な英語を受験で活用したい人は、ぜひこの入試にトライしてみてください」

面接も導入!選択制のdots入試(適性検査型入試)

dots入試(適性検査型入試)は、第1回(さいたま型)が、①適性検査型Ⅰ,Ⅱ,Ⅲのみ、②適性検査型Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ+グループワークと面接、第2回(都立型)は、①適性検査型Ⅰ,Ⅱ、②適性検査型Ⅰ,Ⅱ,Ⅲで、どちらも①②の選択制となっている。

「適性検査Ⅲ型のサンプル問題の1つに、東日本大震災の支援活動を取り上げました。支援を行った側、支援を受けた側、それぞれの満足度などをデータや資料で提示し、それを見ながら、自分だったらどういう対策を考えるかを問います。ここでは情報を処理し、問題解決ができる力を見ていきます」

「グループワークと面接を取り入れたのは、受験生の人物そのものを見たかったからです」と持田氏。「グループワークで積極性を発揮する、人の話をよく聞くことができる、面接で自分の思いや考えを表現できる、といったことを加点要素として評価します。そういう生徒は、クラスの良い雰囲気を作り出し、リーダーにもなれる重要な存在ですので。しかし、ペーパーテストだけでは、人物そのものを見ることが出来ず、また受験生側も、自分の良さを学校に認めてもらうチャンスがありません。そこで、グループワークや面接を導入して、入学の門戸を広げ、リーダーの素質のある生徒を育てていきたいと考えています」

特待生入試は最高難易度。幅広い生徒を受け入れる

一方で、特待生入試は、高い難易度の問題を設定。「埼玉県の中で最高難度の問題になると想定しています。本校の教員が集結して、骨のある問題を作成しますので、成績優秀な受験生は、特待生を目指し、チャレンジしてほしいですね」(持田氏)
また、帰国生入試は、応募資格に海外滞在期間、または日本のインターナショナルスクールに通学した期間などで帰国生A、帰国生Bと分け、それぞれに対応した試験教科、問題を作成。こうして帰国生の受け入れも積極的に行っている。

「一般、dots、特待生、帰国生、それぞれの入試で、性格や得意分野が異なる生徒が集まり、互いを刺激し合うことで、全体が伸びていきます。現代は多様性の社会であり、他者との出会いが素晴らしいdotsをもたらします。本校の6年間で、たくさん経験し、共に成長する姿を見るのが楽しみであり、私たち教員も一丸となって指導をしていきます」(篠塚先生)

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オープンスクールでDITOメソッドを体験

細田学園中学校では、教育活動について詳しく知ってもらうために、年に2回オープンスクール(完全予約制)を開催。「学校説明会」と「体験授業」、その他、校内見学会やオンライン英会話体験も実施している。

楽しく学べる人気の体験授業

学校説明会は、全体説明会と、選択制の説明会があり、後者は①教科教育(DITOメソッド、新大学入試への対応)②人間力(学園生活のあり方、部活動)、③国際力・英語力(英語教育、留学制度、海外大学進学)、④入試について、4つのテーマからなる説明会を実施。
 体験授業では、楽しく異文化を学び、その文化を自分らしく表現する「Express It in Your Way!」、「Scratchで始めるアニメーション・プログラミング」、「VR(Virtual Reality:仮想現実)で、学ぶ世界の歴史」、「物語の『その後』をつくってみよう」、色々なものからDNAを取り出す「生命の設計図」、「数学パズルで考えるアルゴリズム」など、多岐に渡った9種類のプログラムを展開。いずれも次世代型教育「DITO」メソッドを活用した内容となっている。
初回のオープンスクールは7月に行われ、受験を考えている小学5、6年生と保護者が多数参加。体験授業もすぐに定員に達し、次世代型教育を推進する新設校への関心の高さがうかがえた。

自由な発想力でゲームを作る

今回は体験授業の中でも特に人気の高かった「Scratchで始めるアニメーション・プログラミング」、「VR(Virtual Reality:仮想現実)で、学ぶ世界の歴史」について持田氏が解説をする。
「ScratchはMITが開発したプログラムです。それを使って小学生がプログラミングし、飛んでくる球をキャラクターが避けるというゲームを作りました。DITOメソッドのD(Define)の要素として、自分でキャラクターを選び、動かし方を決める。飛ばす玉の種類やスピード、また1個ずつ球を飛ばすのか、時間が経つにつれて2個、3個と増えるようにするのか、なども自分で決めてもらいました。たとえばキャラクターを猫に設定し、初めは球をリンゴやバナナにして、途中から犬に変えて飛ばしてみたり…。
当日は、高校のパソコン部の生徒が手伝いに入りました。『君はどういうゲームを作りたい?』『私はこういうのがしたい!こういうのが面白いと思う』といったやり取りの後、『こうやったらできるかも』と、I(Input)して、実際にT(Think over)をする。『では、これをどう変えたらできるんだろうね?』という問いかけに対し、O(Output)する。

プログラミングは、これからの基礎教養として必要となり、本校でも注視しています。その先進的な学びを体験することができます。また、参加された方から、本校の高校生が丁寧に教えてくれた、優しかったなどの声をいただき、建学の精神である『愛と奉仕』が実践できていることを嬉しく感じました」

VRで都市を観察し、歴史を深く学ぶ

「『VRで学ぶ世界の歴史』では、VR機器を使い、パリの街を観察しました。普段私たちは、切り取られた1つの事象を、画像や動画などで見ています。たとえば、凱旋門が映っている写真を見せられると、『これは凱旋門が重要なのだ』という相手の意図を、自然と受け取っています。しかし、世の中の事象の大半は決められておらず、全体の中から重要なことを、自分で探し出さなければなりません。今回はVRを使い、自分から発見する取り組みをしました。
ご存知の通り、パリの街は、凱旋門を中心として放射状に大通りが広がっています。しかし、最初からそうなっていたわけではなく、なぜこういう作りになったのか、成り立ちの歴史を探求し、その中で新たな課題があれば、それを自分なりに考え、解決します。VRという最先端のITを利用し、そこにアクティブラーニングやDITOメソッドを掛け合わせて、さらに学びを深める。そんな授業を体験してもらいました」

細田学園中学校は、11月18日(日)にもオープンスクールを開催。前回同様、学校説明会と体験授業が予定されている。新規開設校ならではの新機軸を打ち出し、注目を集めている同校の概要はもちろん、具体的な教育の内容や平成31年度入試についても説明される貴重な機会だ。受験を検討している場合は、ぜひ参加したい。

細田学園中学校のオープンスクール

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