中学受験スタディが特別取材した私立中学の特徴ある教育
埼玉県の西武学園文理中学校。国公立大学や難関私立大学を中心に高い進学実績を誇る同校ですが、ユニークなエリートキャリア教育がもう一つの大きな特色となっています。
製菓メーカーロッテのサポートを得てスタートしたこのエリートキャリア教育も今年で3年目。
過日、取材にうかがいました。
初体験!お菓子の商品開発。4月14日、ロッテ担当者からお菓子の開発について全体講義。
朝日新聞で一面も担当する現役記者の方から新聞の作り方、読み方などを講義。世の中は何を求めているかを探るコラージュづくりの参考にしました。
コラージュ作成、ターゲッティングなどを含むコンセプトワークに一同、悪戦苦闘!班ごとに「ああでもない、こうでもない」と議論を戦わせました。
(2009.07.07 Update)
クラス発表目前!商品名、セールスポイント、価格、パッケージの工夫点などをプレゼンテーションするためのイメージボードを作成します。
(2009.07.22 Update)
いよいよ、各班がクラス全体に向けてプレゼンテーションします。全員の投票によってクラス代表が決定!
(2009.08.03 Update)
代表の10チームがパワーポイントで作成したプレゼン資料を元に、学年全員の前でプレゼンテーションします。
晴れの大舞台!保護者や一般の方を含む大勢の方、ロッテの商品開発部の方々の前で代表10チームがプレゼンテーション。最優秀作品などが決定します。
(2009.10.05 Update)
選ばれた10班がロッテ社屋で、商品化実現のために、ロッテ商品開発の社員50名にプレゼンを行いました。
※今回は、この段階を取材しました。(2009.10.27 Update)
2009.10.27 Update
この4月から西武学園文理中3年生がロッテの協力を得て取り組んできたエリートキャリア教育。
その内容は、お菓子の新商品企画を立案するというものでした。
9月の文理祭で最優秀賞や優秀賞などが決まり無事終了となったのですが、ここに来て新たな展開を見せ始めました。
生徒たちが考えた新商品企画やそのプレゼンテーションの方法があまりにすばらしかったため、ロッテ側が最終10班を会社に招き、50人を超える商品開発部に在籍する社員の前でプレゼンテーションをしてもらうことにしたのです。
ロッテの研修所で9月30日に行われたそのプレゼンテーションの模様を取材してきました。
招かれた10班は、9月12日の文理祭でプレゼンテーション大会に臨んだ10班。それから2週間ちょっとということもあり、文理祭と同じ内容のプレゼンテーションが展開されるのだろうと想像していました。
ところが、生徒たちはこの短い期間内にさらにプレゼンテーションをブラッシュアップ。小道具を増やしてきた班、キャッチフレーズをさらに魅力的なものにしてきた班、新たに撮影したVTRを使ってきた班などどの班も確実にそのプレゼンテーション内容が改善されているのがわかりました。
生徒たちから伝わってきたのは、「本当に商品化できるかもしれない」という期待感。
前回は、学校内で行われたプレゼンテーション大会ですが、今回はロッテの社屋で行われたということもあったのでしょう。
真剣勝負のビジネスに本当に参画できるかもしれないという気持ちが生徒たちのがんばりにつながっていると感じました。
10班のプレゼンテーションが修了した後、ロッテ商品企画部代表の10人が「ヨロシク」「検討します」「ゴメンナサイ」のいずれかの札を上げるというのが当日の趣向。
「ヨロシク」はそのまま商品化を進めたい、「検討します」は光る要素を商品に取り入れたいという趣旨です。
結果は、2人が「ヨロシク」と「検討します」を同時に上げ、残りの8人はすべて「検討します」の札。その瞬間、生徒たちからは大きな歓声が上がりました。
その10人からは一人ひとりコメントがありました。中には、「3年分のアイデアをもらいました」という人も。それはリップサービス込みのコメントでしょうが、商品化に向けた動きはどうやら本格的に始動するようです。
そのまま商品化とはいかなくても、既存の商品の改良や新商品の企画の一部に組み込むという趣旨のコメントが多数述べられました。
生徒たちの「本気」がプロを動かしつつあると言えそうです。
終了後、「中学生ならではの視線が新鮮でした」とお話しくださったのは、ロッテ商品開発部部長の荒生均さん。
「商品開発の仕事は、製品にお客様が感じていただける価値を加えて商品にするというもので、本来楽しいものなんです。生徒さんたちはその過程を楽しんでいるということがよく伝わってきました」。
日々、商品開発の仕事をするにあたって当たり前になってしまっていることを中学生の新鮮なプレゼンテーションによって再認識することができたようです。
また、「そのままでは難しい面もありますが、何らかの形で商品に反映してきたいと思います」というコメントも。ひょっとすると一昨年の「ベリーベリーベリー」に勝るとも劣らない新商品が誕生するかもしれません。
中学生のエリートキャリア教育として始まった商品企画が指導する側の会社に大きな刺激を与え、商品という形となって世に出る・・・。
実現すれば、こんなにすばらしいことはありません。また、次の展開が楽しみになってきました。
2009.10.05 Update
再生ボタンを押すと音声が出ますのでお気をつけください。
ロッテの協力を得て、西武学園文理中の3年生が4月から取り組んできたエリートキャリア教育。
5・6人で構成する班ごとにお菓子の新商品を開発するべく奮闘してきました。
9月12日、文理祭がにぎやかに開催される中、クラス代表を中心に10の班が最終プレゼンテーションに臨みました。
会場は、西武学園文理中BSホール。
スタート前から生徒たちはもちろん、保護者のみなさんも大勢駆けつけ、今から始まるプレゼンテーション大会を楽しみにしている様子。
しかも、この日はテレビや新聞の取材陣も集結。いやが上にも期待は高まります。
まずは、校長先生が登場。「君たちは一人ひとり才能を持っている。その自分の中にあるものを引き出すことが何より大切。楽しく大きな声でプレゼンテーションしてください」とユーモアを交えながらのあいさつがありました。
続いて今年度のエリートキャリア教育を担当されている丹波先生がVTRも利用して、ここまで生徒たちがどう取り組んできたかを紹介されました。
さあ、そしていよいよ各班のプレゼンテーションです。
トップバッターは、5組5班の6人の生徒たち。商品名は「Vegiiからー(ベジカラー)」というもの。
これを食べると、今注目の草食系になれるという野菜チップ入りクッキーです。
特徴的なのは、おからを利用していること。たんぱく質などの栄養素が豊富に含まれていて美容効果にも優れるおからは、お腹の中で6倍にふくらむのだそうです。
少量でも満腹感が得やすいわけで、育ち盛りの中学生にはピッタリというわけ。
さらには、年間65万トンも捨てられているという「もったいない」事実を突き止め、有効に利用することを考えついたのだそうで、これには、大人の方もビックリ。
非常に理にかなった商品企画になっていると感じました。
次々と各班が発表を続ける中、驚かされたのは、プレゼンテーションのレベルの高さでした。
昨年までは見られた、舞台の上に立ち、メンバーが分担して商品の特徴を説明するというオーソドックスな形態はなくなり、どの班も見ている人たちの注目を集めるべく寸劇や音響、パワーポイントとの連動など、少しでもわかりやすく自分たちの商品企画を伝えようとさまざまな工夫がなされていたのです。
例えば、7組2班の「LOVIT(ラビット)」。
ナレーター役以外の5人がそれぞれうさぎや熊などの動物に扮し、寸劇を繰り広げるのですが、スクリーンには5人に対応するキャラクターがパワーポイントによって映し出されます。
そして、うさぎ役の生徒が発言するとそれにシンクロしてスクリーン上のうさぎが発言しているように動くのです。
と、このように言葉で説明するとシンプルな発想のようですが、その効果は絶大なもので、とにかくわかりやすいのです。
これには、ロッテの方も大変感動されたようで、締めくくりの総評の中で「私もこの手法を業務で使いたい」とコメントしたほどでした。
10班すべての発表にかかった時間はおよそ2時間。
すばらしいプレゼンテーションばかりで、まったく飽きることなく気がついたら2時間が経過していたという印象です。
ロッテの4人の担当者はさっそく別室へ移って審査です。
「プレゼンテーションはどの班もすばらしいので、商品力とコンセプト、市場性で決めよう」という方向性が提示され、議論が進みました。
しかし、どうしても当初予定の「最優秀賞」、「優秀賞」、「優良賞」の3つには絞りきれない様子。
ついに、「審査員特別賞」が急遽設けられることになり、4つの班が入賞ということになりました。
「賞状もないけど、そうするしかないよね」という審査員の言葉が聞こえてきました。
最優秀賞に7組2班の「LOVIT(ラビット)」
優秀賞に2組3班の「恋組(こいぐみ)」
優良賞に6組1班の「空模様(そらもよう)」
そして審査員特別賞に4組4班の「Fith(ファイス)」
と決まりました。
およそ半年にわたって取り組んできた自分たちの商品企画やプレゼンテーションが認められ、どの生徒の顔も晴れやか。
難しい課題に取り組み、結果を残した彼らには、貴重な体験となったことでしょう。
しかし、表彰式の後で入賞した生徒たちに話しを聞くと、達成感だけではなく、お菓子の商品開発という難しい課題に班という集団で取り組んだ意義をしっかり感じていることが伝わってきました。
「最初、班のみんなはバラバラでした。でも、一緒に取り組む中でどんどんチームワークが良くなってきました」。
「意見がぶつかっても話し合いをしていくことが大切だと思いました」。
「社会に出てもこの経験が生かせると思います」。
いずれも、生徒たちの率直な感想です。
「クラス代表が決まったのが7月のこと。その後すぐ夏休みに入り、8月にはイタリア研修旅行もあったりと、準備の時間がとれずにバタバタしてしまいました」と丹波先生は、すべてが終わった後、話してくださいました。
「そんな中、生徒のやる気や潜在能力を引き出すことができたのは、ロッテのみなさんが本物を感じさせてくださったことが大きいと思います」。
2年前には、当時の3年生が生み出した商品企画が採用され、実際に商品化されたという実績もあり、生徒たちも真剣勝負に出やすい環境があったということもあるのでしょう。
3年目を迎えた西武学園文理中のエリートキャリア教育。今日のように、大きなホールで大人を含めて大勢の人の前でプレゼンテーションをするということも含め、この4月から続けられてきた一連のエリートキャリア教育の授業が生徒の潜在能力を引き出すプログラムとして、年ごとにその精度を増しているように感じました。
ある生徒は、「イタリア研修旅行よりも感動した」と丹波先生に話したそうです。
「大変だったからこそ、成果が形になったときに大きな感動が得られたんだと思います。私自身も涙が出そうなくらい感動しました」と丹波先生。
先生ご自身のご苦労もこの日、大きな成果として結実したのでしょう。
さて、「中学受験スタディ」では、4回にわたって西武学園文理中3年生のエリートキャリア教育をレポートしてきました。取材全体を通じて感じたのは、先生方にエリートキャリア教育のノウハウがしっかりと蓄積されつつあるということ。
来年度以降も、さらにブラッシュアップしたエリートキャリア教育が続き、西武学園文理中の良き伝統となって定着すれば、学校の大きな魅力の一つとなるのは間違いないでしょう。
2009.08.03 Update
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製菓メーカーロッテの協力のもと、西武学園文理中の3年生が取り組んでいるキャリア教育。
班ごとに練り上げた新商品企画をクラス全員の前で発表し、クラス代表が選ばれる日がやってきました。
1クラス6班が、各々5分間以内でプレゼンテーションするこの日。各クラスには、審査員としてロッテの担当者も顔を見せていました。
企画の背景となっている彼ら自身がつくった新聞や雑誌などのコラージュとその商品のアイデアとのつながりがしっかりしているか、わかりやすくプレゼンテーションできているか、班としてのチームワークはどうかといった審査ポイントの説明があった上で、いよいよ各班のプレゼンテーションが始まりました。
さて、どんなプレゼンテーションだったのでしょうか。
7組のプレゼンテーションは、6班からスタート。どんなプレゼンテーションかと思って見ていると、始まったのは寸劇です。
勉強に疲れた中学生のところに「そんなときは、これ!」とロッテの(?)広報担当者が登場し、という趣向。元気よく、わかりやすいプレゼンテーションが印象に残りました。
クラスを移り、今度は2組へ。ちょうど3班の発表が始まるところでした。こちらは、音楽も利用。「じゃぱねっとイケダ」というテレビショッピングを模したプレゼンテーションが始まりました。
これには、クラス一同大笑い。恋するグミという意味を持たせた「恋組」という商品は、そのアイデアもなかなかおもしろく、112(いいふたり)円という価格設定にいたるまで、なるほどと思わせるものでした。
このように、班によってそのプレゼンテーションの仕方はさまざま。取材していると、人の前に出ることが得意な生徒、そうでない生徒など、生徒一人ひとりの個性がその班のどういう力になっているかが垣間見えてきました。1班5・6人という単位で難しい課題に取り組むことの意義を感じずにはいられません。
すべてのプレゼンテーションが終了すると、校長室に先生方とロッテの担当者が集結。各クラスの状況を報告し合います。
そして、最終決定がなされた後、再び先生方とロッテの担当者は各クラスへ。
ロッテの担当者からは、各班が工夫を凝らしたプレゼンテーションに感銘を受けたという趣旨の感想や、各班に対する講評が伝えられました。
その中でも強調されていたのは、とにかく自信を持ってプレゼンテーションすることが大切だということ。
一旦、内部で決めたことには自信を持って外部に発表する。
社会人になってから必ず求められるそんな姿勢を今、中学生の段階で学んでいる生徒たちが少しうらやましく感じられました。
ちなみに、2組の代表となったのは、3班の「恋組」。9月に催される文理祭の中で行われる学年プレゼンテーションに向けて、これからは2組の他の生徒たちとも協力して、さらにその新商品をブラッシュアップしていくことでしょう。
次回は、その学年プレゼンテーションの様子をレポートしますので、お楽しみに!
2009.07.22 Update
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3年目を迎えた西武学園文理中学校のエリートキャリア教育。製菓メーカーロッテの協力を得て、3年生が5・6人の班に分かれて新商品の開発に取り組んでいます。
今回取材したのは、クラス発表を前に、プレゼンテーション用のボードを仕上げるという段階でした。
ところが、予定の時間が迫ってきても完成間近という班は少なく、大半の班は、それぞれの課題を抱えつつどう解決したものかと議論を重ねている様子。「初めてのことなので、結構難しいです」という声も聞こえてきました。
もちろん、去年、先輩たちが実際に作ったボードを見せながら、目的や、工夫するべき点などについて先生から詳しく説明があったのですが、いざ自分たちが作るとなるとやはり戸惑いがあるようです。
それでも、「大丈夫? 商品化できる?」と訊くと、「もちろんです! 放課後、少し残って完成させます」という元気のいい返事が。
締め切りという現実が迫る中、試行錯誤する彼らの姿を見ていると、「いい経験をしているなあ」という感想を持たずにはいられませんでした。
困難な課題にぶつかった時は、誰しもモチベーションが下がってしまうもの。特に、中学生がおよそ半年間にわたって新商品の企画に取り組むわけですから、その点にはケアが必要です。
このエリートキャリア教育を担当している丹波先生は、この日のために秘策を用意していました。他の先生と協力して、生徒たちより一歩進んで新商品のパッケージを完成させていたのです。
それを持って、商品名、そのセールスポイント、価格、パッケージの工夫点などを各クラスの生徒たちの前でプレゼンテーション。これには、生徒たちも驚いた様子で、パッケージを手に取ったり、先生に質問をぶつけたり。
丹波先生の狙い通り、生徒たちは再び課題に対する意欲を高めたようです。
ところで、この日はロッテ側からも商品開発部の田村瑞穂さんが生徒たちの指導に来ていました。「最初は、班の結束もあまり感じられず、アイデアもなかなか出てこないなど、心配しました」と田村さん。
「でも、一つこちらからヒントを与えると、彼らはすぐに吸収するんですね。本当に回を重ねるごとに生徒さんはぐんぐん成長しています」。
そんな田村さんの感想を聞くと、中学生という時期にエリートキャリア教育を受けることの意味の大きさを改めて感じました。
田村さんは、「私たち、先生以外の社会人と真剣にコミュニケーションすることを通じて社会を感じるということもあると思うんです。ロッテとしては、店頭に並んでいる商品の裏にある開発の困難さを少しでも知ってもらうことでより身近に感じてもらえれば嬉しいですね」とも話してくださいました。
今回の取材では、生徒たちがプレゼンテーション資料作成に苦戦する中、先生やロッテの担当者がうまくサポートする様子が印象に残りました。
次回は、いよいよクラス代表が決定するクラスプレゼンテーションを取材する予定です。
2009.07.07 Update
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今回取材したのは、3ステップ目の「開発授業」。
ロッテの方による商品開発についての授業、朝日新聞の記者による新聞から読む社会の動向などの話を受けて、いよいよ各班が自分たちの新商品についてのコンセプトをまとめる段階です。
まず感じたのは、5・6人で構成される班がそれぞれに個性的なこと。全員が自由闊達に意見を出し合っている班があるかと思えば、リーダーの生徒が議論を主導する班もありました。
この辺りは、そのメンバーの個性によって自然にそうなっているようです。
進捗もまちまち。後は、パッケージのイメージをラフスケッチすればOKという班もあれば、一方では商品名もこれからという班も。みんな初めてのことに普段の授業とはまったく違う難しさを感じているようでした。
悪戦苦闘する生徒たちですが、「目標は?」と訊くと異口同音に返ってくる答えは「商品化です!」という力強いもの。
2007年度の「Berry3(ベリーベリーベリー)」が実際にロッテから商品化された実績があるだけに、リアルな目標となっています。
社会とのつながりを実感するというキャリア授業の大きな目的とも合致する目標が彼らの前にはしっかりと見えているわけです。すばらしい動機付けが用意されていると言えるでしょう。
「もちろん、商品化につながれば生徒たちにとってすばらしい経験になるに違いありません」と話してくださったのは、今年度のエリートキャリア教育を担当されている丹波英子先生。
「今年は、朝日新聞の記者の方にお願いして(新聞や雑誌などを切り抜き、世の中の志向や動向を探るために制作する)コラージュ制作の参考にさせていただきました。そのことだけでも、既に学校に来る前に新聞を読んでくる子が増えたりと効果が目に見えて出ています」。
なるほど、商品化という目標もさることながら、各過程に社会とのつながりを生むしかけがなされているようです。
「私どもがエリートキャリア教育を通じて伸ばしたいと考えているのは、コミュニケーション力、プレゼンテーション力、自分力の3つ。自分力というのは、調査・分析・統合という一つの仕事を成し遂げるために必要な過程を常に総合的に見渡しながらまとめていく力のことを指しています。
これらは、10年、20年後に彼らが社会の中でリーダーとして活躍していくためには絶対に必要な能力。今からその能力を養うことには、大きな意義があると考えています」。
今回は、「開発授業」の様子をレポートしました。これから、生徒たちがどのように成長していくのか本当に楽しみです。今後、3回にわたって各段階を取材する予定となっています。ぜひ、お楽しみに!