
開成中学校 中庭
開成中学校 学校説明会レポート
10月16日(金)14:00~16:00
快晴
説明会会場(小講堂)
本日は、開成中学校の学校説明会を
レポートいたします。
JR山手線・東京メトロ千代田線「西日暮里」駅を
降りるとすぐにその校舎は見えます。
駅前の横断歩道橋を登って歩いていきます。
金曜日であるにも関わらず、会場(小講堂)には、満員の盛況ぶりでした。
完全予約制で、往復ハガキの提出をして、返信用ハガキには参加者の番号が振り分けられます。
申込み期間9/1(火)9/22(火)期間内の消印で郵送(9/1以前の投函は無効となります)。
10月16日(金)1回、17日(土)3回、18日(日)1回の合計5回、同一内容で学校説明会が行われました。
この日は会場には目算で500人くらいの参加者がいました。
90%以上が保護者の母らしき人で、小学生も若干参加していました。
配布資料は学園説明資料(B5モノクロ60ページ)、募集要項写し。
尚、募集要項(学校案内A4カラー16ページ、願書含む)は500円で会場受付にて頒布。
開成中学校についての説明ですが下記の通りです。
中学受験では麻布、武蔵と共に男子御三家として認識されています。
校名の『開成』とは、東京大学の前身であった開成学校と同じく、
「論語」の「開物成務」からとったものであります。
そのため、「開成」を冠する学校は他にも多数存在しますが、
開成学園の学校と歴史上関係がある学校は逗子開成中学校・高等学校に限られます。
東京大学への進学者は多く、同大学の合格者数は開成高校の卒業生のかなりの割合を占めます。
(2009年3月の東大合格者は現役84名・浪人含め合計138名)
また、自由闊達・質実剛健を教育目標として公式に掲げ、知識偏重ではなく、
多様な価値観の下で各生徒が持つ自由な個性の育成も目指されている。
(Wikipedia/ウィキペディアより参照)
ちなみに、四谷大塚偏差値(合不合判定テスト 2009年9月20日実施)で70です。
【式次第】
1.説明会 14:00~15:00
2.校内見学 15:00頃~16:00頃
3.展示見学(校内見学後)
その後自由解散で、質問がある方は、随時、教職員への質問ができました。
1.説明会
説明会は、下記のプログラムになります。
(1)芳野校長先生の挨拶
(2)カリキュラム・入試等について
(3)学費・奨学金
(4)ビデオ
(5)教員スピーチ(2名)
(6)まとめ
(1)芳野校長先生のスピーチは端的で、7,8分ほどで終わりました。
内容は、箇条書きですが、下記の通りです。
・今年で創立138年を迎えました。
・男子校らしい質実剛健の校風を大切にしています。
・教育の目標としては、人生の基礎となる「知・心・体」の確固とした骨組みを作ることです。
・「知」に関しては、自分で論理的に考え、自分で納得し、
自分の言葉で発言できる習慣を身に付け、それが体質として自然にできるようにします。
・「心」に関しては、「自由な精神」を一つの表れとして、生徒が学校の至ることを自主運営して、
生徒の積極性、主体性、責任感などを持たせることを心がけています。
・「体」に関しては、行動力と忍耐力のある人になれるように運動やスポーツを奨励し、
健康で基礎体力のある体作りを心がけています。
また、「バネを太く丈夫にする教育で、少しずつ鍛えます。」と表現していました。
(2)カリキュラム・入試等について(ネバシ先生より)
(カリキュラム)
・カリキュラムは、6日制の週34時間です。
・音楽、体育も手を抜かない
・中学から高校のカリキュラムを行っています。
・中1から理科は物理・化学・地学・生物の専門の教員が授業を行います。
・中1の英語は週6時間です。その内、英会話が2時間あり、クラス42,3人を半分に分割し、
ネイティブの教員により指導をしています。
・手作りの教材(プリント等)で、生徒の知的好奇心に刺激を与えます。
・真の学問を探求していきます。
学校側から気をつけて欲しい点のみ記載します。
(入試)
・出願時初日の1月20日(水)は、早朝6時が開門です。近隣に迷惑となりますのであまり、
朝早くから並んで出願しないようにしてください。
・遅刻は、試験が始まると試験は受けられない。
・事故、天候等の理由で、試験時間が遅れる場合は、テレホンサービスに電話して、
音声案内を聞いて欲しいです。学校には、電話しないで欲しいとのことです。
・合格発表日は、2/3(水)午後1:00、高校体育館ピロティです。
・合格者説明会(保護者同伴可)は2/11(祝)午後1:00からです。この説明会に参加しない方は、
入学の意志がない者とみなし、入学の許可を取り消します。
・繰り上げ合格は、上記説明会後に連絡するので、願書には、間違えないように連絡先を記載して欲しいです。
(3)学費・奨学金
(学費)
・初年度納入金は、1,018,200円です。都内の私立中学校の平均より下回ります。
その他諸経費は年間10万円程掛かります。
(奨学金)
・入学の後、諸事情で就学が困難になったら、2学期から授業料等を免除する制度があります。
(4)ビデオ
学校紹介ビデを20分ほど流しました。内容は下記の通りです。制作は、全て開成の先生が作成したようです。
流れは、下記の通りです。
入学式→ボートレース→授業の模様(数学→国語→英語→社会→理科→体育→美術→情報→家庭科)→
新入生インタビュー→運動会の模様(中1騎馬戦→中2網取り→中3俵取り→高1騎馬戦
→高2棒倒し→高3棒倒し)→学年旅行(中1富士山方面→中2東北大学地震研究所など→中3京都方面
→高1ほうとう作り→高2九州方面長崎、阿蘇山、柳川下)→5月新入生歓迎会→文化祭(生徒自主活動の模様)
→中1水泳学校(地曳網体験→ふんどしでビーチサッカー→花火→マラソン大会)
→スキー学校(中1~中3の希望者200名)→中2英語学校(アメリカ人と2泊3日)→高3インタビュー
→卒業生の保護者のインタビュー→過去から未来へ130年前の校旗→運動会のリレーでゴールしてビデオは終わり
(5)教員スピーチ(2名)
・中学2生の組主任(クラス担任)のカマタ先生(国語科)
内容は、中学1年生が成長する様子をお話していました。その中での一部をご紹介いたします。
開成の生徒は、議論を徹底的に行います。例えば、9月の文化祭の出し物を決める際でも
クラスで徹底的に細かい議論を重ね、出し物を決めます。
更に組主任(クラス担任)の先生の考えを尊重しながら調整し、最終的に決めます。
さながら「ミニ国会」のようなものだそうです。
・高校2年生の組主任 タツタ先生(英語)
高校生になると学級委員からテストの答案返却がごく自然に行われるようになります。
他人のテストの点数に興味がそれほどない、心地の良い関係がクラスにあります。
開成の生徒の資質をお話しすると「生真面目」「誠実」「日本を変えるような力が感じられる」とのことです。
(6)学園生活について キノ教務委員長より
・高校3年生まで文系・理系のクラス分けはない。
・能力別クラス分けもしない
・理社選択は100%
・医学部志望が年々高くなている
2.校内見学
3.展示見学(校内見学後)
【感想】
東大の大学合格者数が日本一多いということで、有名な開成ですが、教員が適度な距離感をもちながら
生徒たちに知的好奇心をくすぐるの上手な先生が多いのが最大の特徴かと思いました。
特に理科教育(物・化・地・生を中1から専門的に行う授業)の本気度は秀逸です。
生活(勉強・部活・行事など)全てに全力を尽くし、そのことを真正面からこだわり、
肉体的にも精神的にタフな生徒が、将来、日本を変える人たちへと成長していくのだなと感じました。









