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特集 変革する中学入試

特集

 

大妻嵐山中学校(女子校)

独自入試の特徴

学校(先生)からのメッセージ
〜校長 真下峯子先生

〜教頭 久保島昌一先生

近年、社会環境が大きく変化し、それに伴って、教育のあり方も様変わりしてきました。従来の学びは、知識を暗記することが主流でしたが、現在は、自ら問題を見つけ、その解決方法を見出す発想力や、自分の考えたことを相手に伝える力など、知識を活用する力が必要とされています。本校は、「グローバル・エコサイエンス・スクール」として、このような力や、「世界につながる科学するこころ、表現する力」を養い、これからの社会で力強く生きる女性の育成に取り組んでいます。そして、2017年度より、新たに「ORみらい力入試」を開始し、さらに教育活動を充実させていきます。

「ORみらい力入試」は、①総合記述試験と②面接表現試験を行います。①総合記述試験は、資料などから情報を読み取って答える問題と、ある量の文章を聞いて、その内容に答える問題を出題。そこから、思考力や表現力、判断力、読み取る力、聞き取る力などを評価します。②面接表現試験は、示された題材について考えたことを、面接形式でプレゼンテーションしてもらい、思考力、表現力、判断力、主体性を評価します。

 

 

「ORみらい力入試」には、知識そのものを問う問題はありません。しかし、文章の理解や、知識と情報の組み合わせなどを問うので、各教科の基礎力は必要です。学校の勉強は、しっかり取り組んでください。そのうえで、日頃の学習や生活の中から、疑問に感じたことや、心に引っかかったことを、自分なりに調べて答えを考えてみる。できれば、それを人に説明したり、文章に書いたりして、自分の考えを確かめてみるとよいでしょう。

 私たちは、「ORみらい力入試」を通じて、従来型の入試では測れなかった力をみたいと思っています。きっと、そうした力をもった生徒は、新しいことを始める原動力となり、リーダーシップを発揮することでしょう。先に述べたように、本校はこれからの社会に必要な力を育む教育に取り組み、生徒それぞれの個性を伸ばす環境を整えています。入学後は、学校生活の中で、自分の好きなことを見つけ、のびのびと活動してほしい。「ORみらい力入試」の名のとおり、子どもたちがどのよう成長して、未来を切り開いていくのか、見届けていきたいと考えています。


独自入試のポイント

■入試内容
1)総合記述試験(40分)
 ◎資料などから情報を読み取って、質問に答える。
 ◎まとまった文章を聞きとって、その内容について考えたことを答える。

2)面接表現試験(1人約15分)
 写真など、示された題材について考えたことをメモ書きし、プレゼンテーションをする。

■入試日
 1月10日(火) 14:00~
募集人員 10名
試験会場 本校・大宮 (60名の人数制限があります)

説明会日程

オープンスクール 9:30〜12:00

8月28日(日) 

ナイトサテライト 19:00〜20:00

熊谷開催:9月5日(月)

川越開催:9月6日(火)

大宮開催:9月12日(月)
学校開催:9月16日(金)

学校説明会 9:30〜12:00

第3回9月24日(土)

第4回10月8日(土)

ORキッズ 14:00〜16:30

10月22日(土)

12月27日(火)
3月25日(土)

サイエンスラボ

10月23日(日)10:00~12:00

10月23日(日)13:30~15:00

入試説明会 9:30〜12:00

第1回11月19日(土)

第2回12月17日(土)
ミニ説明会 9:30〜12:00

12月27日(火)

大妻祭/オープンスクール

9月10日(土)13:00~16:00

9月11日(日)10:00~16:00

TEL 0493-62-2281
所在地・交通アクセス

埼玉県比企郡嵐山町菅谷558

東武東上線「武蔵嵐山駅」西口より徒歩13分。

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鎌倉女子大学中等部(女子校)

独自入試の特徴 学校(先生)からのメッセージ
〜副校長 高田博志 先生

本校は平成29年度の入試から、「適性検査型入試」を導入します。適性検査という幅広い定義の中でも、私たちが重視しているのは思考力。「可能性発見型テスト(Potential Discovery Test=Poditテスト)」という表現が、本来の主旨に近いといえます。
まず、この入試を始める経緯から説明すると、本校は、「自己の感性や価値を高め続け、社会で活躍できる女性を育てる」ことを教育の目標に定めています。そのためには、「実践力」、「思考力」、「共生力」の3つの力を育てることが重要であり、あらゆる教育活動において、生徒主体型の学習に取り組んでいます。そうしたなか、3つの力を少しでも備えている小学生を発掘できないだろうか、また、このような適性をもった子どもは、学校で活躍するとともに、周囲にも良い影響を与えるに違いないと考え、思考力をみる試験を導入することにしました。

 

 

 

適性検査型入試は、大きく2つの問題で構成します。1つは、ある言葉から思い浮かべるものを5つ書くというもの。たとえば、オリンピックという言葉が提示された場合、それに関係する何らかの語句を5つ書き出します。もう1つは、起承転結が明確に示される4コマまんがを活用します。受験生は、絵や吹き出しの言葉を見て、ストーリーの趣旨をくみ取り、自由な発想で自分の考えを文章で表現。そして面接時に、その解答に至った理由などを口頭で述べます。このテストには正解、不正解はありません。また、漢字が書けるかどうかを問うものでもなく、私たちはあくまでも想像力や思考力、表現力をみていきます。

しかし、このような問題をいきなり目にしても、戸惑う小学生は多いでしょう。よって、テスト対策の授業を10月以降に実施します。受験を考えている人は、ぜひ参加してください。新しい入試を通して、柔軟な発想をもつ生徒が入学することを期待し、同時に、本校でさらに力を伸ばしていけるよう、指導をしていきたいと考えています。

 


独自入試のポイント

■可能性発見型テスト 

テスト1:筆記50分
(問題構成 )
①ある言葉から思い浮かべるもの5つ

②4コマまんがを見て、ストーリーを完成させる

    ・コマの並べ替え
    ・吹き出しの言葉の入れる
    ・なぜその言葉を入れたのかを説明
       ※②の設問は4~5問

テスト2:発表(面接)10分

 

■入試日  

2月2日(木)午後

定員 12名

 

>>サンプル問題はこちら

説明会日程

学校説明会 10:00〜11:30

第5回9月10日(土) 

第6回10月8日(土)

第7回10月20日(木)

入試対策会 10:00〜11:30

第1回11月12日(土)

第2回12月10日(土)

第3回2017年1月14日(土)

60分説明会 10:00〜11:00

第1回10月20日(木)

第2回12月13日(火)

文化祭「みどり祭」10:00〜15:00

9月17日(土)

9月18日(日)

TEL 0467-44-2113
所在地・交通アクセス

神奈川県鎌倉市岩瀬1420

JR「大船駅」よりバス10分 /JR「本郷台駅」より徒歩15分

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共立女子中学校(女子校)

独自入試の特徴 学校(先生)からのメッセージ
〜入試広報部副主任 金井圭太郎先生

例えば、4教科(国語・算数・理科・社会)のテストで高得点をマークする生徒と、知識や技能の面ではやや劣っていても「思考力・判断力・表現力」に富む生徒。どちらが入学後、確かな学力を身につけ、伸びて行くのか。一概には言えませんが、本校としては後者のタイプの生徒にも是非チャンスをと考えているところです。合科型論述テスト、算数、面接というC日程入試を導入した目的はそこにあります。我が校では2007年から例えば、国語、社会、理科、家庭科、体育等の3〜4教科担当教員が協力して一つのテーマで講義を行う特別教養講座を毎年行なっていることもあり、共立らしい良い入試問題ができました。

当たり前のことですが、子どもたちは普段、日常に起こる事象を「これは、社会科のこと。これは、理科のこと」と区別して考えているわけではありません。ですから、合科型論述テストは、知識偏重ではないという意味も含めて、より日常生活の感覚に近い問題を問うていると言うことができるでしょう。もちろん、受験準備は必要ですが、小学校生活や家庭で学習したこと、体験したことがより生かされる入試なのです。

 

 

C日程入試のもう一つの特徴は、面接もあるということです。質問に対する理解力や回答の論理性、表現力等を測ると同時に、ブックトーク(生徒の良書紹介)・ニュース報告・レシテーションなど表現することを重視する本校に合っているかを見させていただいています。「わかりやすく話すことができ、わかりやすく文章が書ける人が多い」というのは、C日程入試で入学したある1年生の言葉です。

2016年度に初めて導入したC日程入試。まだ、その成果を云々することはできませんが、私が肌で感じしているのは、何事にも前向きに取り組む生徒が多いということです。4科(国語・算数・理科・社会)の入試にC日程や帰国生入試(国語・算数・作文・面接)が加わることによって、それぞれの特徴を持った生徒がお互いに刺激し合い、多様性の中から新しい共立をつくってくれることを期待しています。

 

Aさんの場合
私の場合、元々、小学校での授業の勉強はしっかり行っていましたが、中学受験の準備に入ったのが比較的、遅かったです。しかし共立女子のC日程入試(合科型論述テスト等)があることを知って、共立女子の受験を決意しました。
入学後はもちろん、C日程入試の面接、学校説明会でも共立女子の先生たちの優しさ、生徒へのきめ細かな気配りはいつも感じられ、また、生徒同士も同じ朗らかな雰囲気をもっていて、安心して楽しい学校生活を送っております。

 

Bさんの場合
共立女子が第一志望でした。共立女子のC日程入試で、自分の得意な自分の意見を表現する、書くことなどを評価してもらえてうれしかったです。
入学後は、みんなの前で発表することや文章で表現する機会が多くて、いろいろと刺激を受けています。いろんなタイプの友だちもたくさんできて楽しいです。

 

 

 


独自入試のポイント

■入試内容 

1)合科型論述テスト(60分 100点満点)
2)算数(60分 100点満点)
3)面接(一人5分程度、本人のみの個別面接)

※小学生が日常で経験する話題を中心に行います。質問に対する理解力や回答の論理性、表現力を測り、評価の対象とします。

 

■入試日  

2月3日(金) 8:30~
募集人員 40名

 

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説明会日程

学校説明会

第5回10月22日(土) 14:00〜15:00

入試問題説明会(6年生・保護者対象)

第1回11月3日(木・祝)9:30〜11:00

第2回11月12日(土)14:00〜15:30

第3回11月23日(水・祝)9:30〜11:00,14:00〜15:30

第4回12月3日(土)10:00〜11:30

帰国生入試問題説明会

11月5日(土)10:00〜11:15

オープンキャンパス(4・5年生対象)

第2回12月18日(日)8:30〜12:30

6年生対象 C日程過去問300字論述チャレンジ

12月18日(日)14:30〜15:30

入試問題説明会ダイジェスト版

1月15日(日)9:30〜10:30

1月15日(日)14:00〜15:00

TEL 03-3237-2744
所在地・交通アクセス

東京都千代田区一ツ橋2-2-1

地下鉄半蔵門線「神保町駅」A8より徒歩3分 /東西線「竹橋駅」より徒歩5分
JR中央線「水道橋・御茶ノ水駅」より徒歩15分


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芝浦工業大学中学校(男子校)

独自入試の特徴

学校(先生)からのメッセージ
〜校長 大坪隆明先生

2017年4月、本校は、芝浦工業大学のメインキャンパスがある江東区豊洲地区に移転し、校名も「芝浦工業大学附属中学校」へと変更します。これまでも大学との連携を図り、「理工系教育」、「ものづくり教育」、「言語教育」を柱とした教育活動を展開してきましたが、さらに中高大一貫教育を強化していきます。こうした新しいスタートに向け、また、本校の特色ある教育をよりいっそう推進するために、入試の改革も行うことにしました。具体的には、国語・算数・理科・社会の4科目で実施していた入試を、国語・算数・理科の3科目に変更します。社会を減らした分の試験時間(30分)と配点(60点)は、他の3科目へ均等に振り分けます。

【2016年度まで】
国語(50分・100点)、算数(50分・100点)、理科(40分・80点)、社会(30分・60点)、
合計(170分・340点)

【2017年度】
国語(60分・120点)、算数(60分・120点)、理科(50分・100点)、
合計(170分・340点)

 

 

2017年度の入試において、3科目に追加された10分・20点分の問題は、次のような内容で出題します。まず国語は、新たに作文問題を出題します。大問数は①文学的文章、②説明的文章、③韻文、④語句、⑤漢字の5問と変更はありませんが、①または③で100字程度の記述問題を出します。算数は、大問数が3題から4題となり、全体的に問題数を増やします。理科は、大問数が7題から8題に増え、新たな大問は、実験や観察の操作・結果について文章で説明する問題や、図表やグラフから情報を読み取り、総合的な知識を使って文章で説明する問題を出します。ただし新たに追加した問題以外は、これまでの傾向に沿って出題しますので、過去問を解いて、受験の対策をしてください。
このように新しい入試を導入したのは、2020年の大学入試改革を視野に入れ、これからの時代に必要な知識や思考力、表現力等を的確に測りたいという狙いがあります。と同時に、理工系マインド、ものづくりマインドを育む本校の教育に関心をもち、かつ適性を備えた児童を、しっかり選考していきたいと考えています。そして6年間の教育活動を通して、理工系分野で活躍できる若者を育てていきます。

 


独自入試のポイント

■入試内容と問題の変更点
国語(60分、120点)
文学的文章、②説明的文章、③韻文、④語句、⑤漢字

変更点…「文章を書く力」を試す問題を追加。

①または③で、100字程度の作文文章を記述。

④では日本語表現に関する問題を新たに出題。

 

算数(60分、120点)
変更点…計算力の問題を10題から12題に増やし、設問を基礎レベル6題と標準レベル6題に分類。
2016年度
① 小問10題 標準レベル
② ③大問 代数および幾何


2017年度
① 小問6題 基礎レベル(答えのみ)
② 小問6題 標準レベル(途中経過で加点あり)

③ ④それぞれ代数・幾何の大問。各大問は小問群⑴~⑶に分かれる。

 

理科(50分、100点)
融合(1問)、物理(2問)、化学(2問)、生物(1問)、地学(1問)、記述(1問)
変更点…記述問題が、図表やグラフの読み取り、実験や観察などの操作や結果から考えて説明する内容になる。

説明会日程

中学校説明会

10月30日(日) 二部制

11月20日(日) 二部制

12月4日(日)  二部制

おもしろ体験入学

11月19日(土)

2017年2月18日(土)

個別入試相談会

12月24日(土)

TEL 03-5994-0721
所在地・交通アクセス

東京都板橋区坂下2-2-1

三田線「志村三丁目駅」より徒歩8分

JR埼京線「浮間舟渡駅」より徒歩15分

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淑徳巣鴨中学校(共学校)

独自入試の特徴

学校(先生)からのメッセージ
〜入試広報部長 目黒桂一先生

2020年から大学入試制度が大きく変わります。これまでは知識中心の試験が行われていましたが、今後は、思考力や表現力、判断力など、知識以外の力も求められるようになります。これは今の社会が必要としている力を、大学入試において問おうというもので、本校も、こうした動きに対応し、「フロンティアプログラム2020」と称する教育改革プログラムを開始しています。その一環として2017年度より、中学校のコースをスーパー選抜コースと特進コースに設定し、特進コースの選抜方法に、「未来力入試」という新しい入試を導入することになりました。
 未来力入試は、本校独自の適性検査型の試験で、“計算力”、〝理解力”といった「思考の基礎力」と、〝ものごとを深く考える力”、〝課題を解決する力”、〝自分の言葉で表現する力”などの「思考の展開力」を問います。「未来力」という名称には、一人ひとりの子どもには伸びる可能性があり、今は表に現れていなくても、いつか光り輝く原石を見つけ出したい。そして淑徳巣鴨の6年間で、未来につながる力を育てたいという思いが込められています。

 

 未来力入試の最初の1時間は、「思考の基礎力検査」を行います。算数問題として、まず四則演算を20問前後出し、正確に速く計算する力を測定。次に、答えと展開式まで記入する問題を1、2問出題し、途中式から、解法の工夫ができているかなどを判断し、加点していきます。そのほか理科と社会の問題として、グラフや表、図などを示し、情報を読み取る力をみます。仮に、設問の知識がなくても、所々にヒントを入れているので、そこから答えを導き出すこともできます。
 2時間目は「思考の展開力検査」として、課題文を1問用意し、400字程度の作文を書いてもらいます。具体例をあげる、理由を述べるなど、いくつかの条件を提示しているので、その条件に沿って書いていけば、ある程度の点数がとれる問題になっています。その上で、考えをまとめる力や表現力、発想力、語彙力などを総合して、点数を加算していきます。
 未来力入試の特別な対策はありませんが、準備をするならば、今世の中で何が起こっているのかニュースを見たり、自分を取り巻く環境に関心をもった生活をしてほしいと思います。淑徳巣鴨は、中高6年間の一貫教育を通して、未来を生き抜く力を育成しています。自分の未来を考え、今を大切に生きているお子さんに、ぜひ、本校の学びや様々な活動のなかで、力をつけてほしいと願っています。


独自入試のポイント

■入試内容
1)思考の基礎力検査
計算をはじめ算数の問題と、理科・社会に関連し、図やグラフなどを読み取る問題。
50分 100点
2)思考の展開力検査
課題文を読み、与えられた条件に沿って、自分の考えを記述する問題。
50分 100点

■入試日
2月2日(木) 8:50~10:45 (8:30集合)

■募集人員
特進コース 男女合計25名

説明会日程

学校説明会

第4回10月29日(土) 10:30〜12:30 公開授業あり

第5回11月20日(日)9:00〜10:30入試体験あり

第6回12月18日(日)11:00〜12:30

入試対策説明会

2017年1月8日(日)11:00〜12:30

2017年1月8日(日)14:00〜15:30

TEL 03-3918-6451
所在地・交通アクセス

東京都豊島区西巣鴨2-22-16

三田線「西巣鴨駅」A3より徒歩3分/JR埼京線「板橋駅」東口より徒歩10分

東武東上線「北池袋駅」東口より徒歩15分

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女子聖学院中学校(女子校)

独自入試の特徴

学校(先生)からのメッセージ

〜国語科 筑田周一先生

本校は2017年度の入試より、新たに「日本語表現力入試」と「英語表現力入試」(2016年度に実施した「英語入試」の名称を変更)を実施します。どちらも、自分の考えや思いを表現したり、自分のことばで発信する力を問う試験です。2つの表現力入試を取り入れた背景には、キリスト教教育を土台にしている本校が、毎日の礼拝でことばを聞くことを通して、「他者を生かすことばの獲得」を、111年に渡って大切にしてきたことがあります。
また、自分の思考を表すことばを獲得し、表現する力を磨くことは、2020年の大学入試改革に対応する力の育成にもつながります。すでに国語科では、20年以上も前からディベートをカリキュラムの中に位置づけ、議論構築力やスピーチ力、論理的思考力などの育成を図っています。また、ライティングワークショップ、リーディングワークショップといったアクティブラーニングを取り入れ、生徒が主体的に読み書きに取り組んだり、1、2年生の「聞く話す」の授業では、発表の機会を設けるなど、ことばの教育に力を入れています。

 

 

新しく導入する「日本語力入試」は、以下の4つの内容で行います。


①聞きとりテスト
②作文
③日本語による自己紹介
④日本語による面接

 

①は朗読された文章をメモに取りながら聞き、その後、設問に答えるテストです。話の内

容を正確に、かつ要点を押さえて聞くことができるかが、ポイントとなります。

②は、提示された3つの単語を使って、お話を作ります(300~400字)。ここでは独創性に富む発想力をみたいと考えています。

③の自己紹介では、内容面と態度面を評価。内容面は、具体例を交えて、自分という人となりが伝わるように、態度面では、考えた文章を暗誦するのではなく、自分の言葉で普通に話すことが大切です。
英語表現力入試は、英語のリスニングや課題文暗誦、英語による自己紹介を行います。
本校が力を入れている国際理解教育や英語教育を理解し、自ら学び、自分を表現する意欲にあふれた児童を選考したいと考えています。

 ことばは人と人との信頼を結ぶ大切なツールです。女子聖学院では、生涯に渡って、他者からの信頼を得られる教育を行っていきます。受験生のみなさんも、本校で一緒に、他者を生かすことばを獲得し、相手の心に届くことばを日本語や英語で磨き、これからの社会で活躍してほしいと思います。

 


独自入試のポイント

日本語表現力入試
■試験内容 

①聞きとりテスト(35点):朗読された文章を、メモに取りながら聞き、その後、設問に答える
②作文(50点):与えられた3つの単語をすべて使って、お話を作る。300字以上400字以下。
※作文の課題サンプルと解答例を、中学校事務室で配布。
③日本語による自己紹介(15点):小学校時代の思い出や、中学校でやってみたいことなどを交えて、自己アピールをする

④日本語による面接:③の内容をふまえての質疑応答。

 

■入試日  2月2日(木)午前  2月4日(土)午前


■試験時間 8時30分から「聞きとりテスト」を開始し、「作文」が終わった後、順番に個別試験を実施

 

英語表現力入試
■試験内容 

①英語リスニング(40点):英検4級程度。
②課題文暗誦(40点):事前に発表されている課題文を暗誦する。発音、イントネーション、表現力、暗誦度(正確な暗記力)、全体的な印象を評価。
※課題文は12月3日(土)から中学校事務室で配布。
③英語による簡単な自己紹介:3分程度。
④日本語による面接
⑤保護者同伴の日本語による面接:保護者は1名で可。合否の対象にはなりません。

 

■試験日 

2月2日(木)午前


■試験時間 

8時30分から「リスニング」を開始し、その後、順番に個別試験を実施。

 

>>英語表現力入試「英語暗誦サンプル音声」はこちら

説明会日程

記念祭

11月2日(水)11:00〜15:30
11月3日(木・祝)9:30〜15:30  

ナイト説明会

11月10日(木)19:00〜20:00

卒業生が語る女子聖学院

11月19日(土)14:00〜16:00

女子聖Jr.Workshop⑥英語

11月26日(土)

入試体験会

12月3日(土)9:00~12:00

PTAクリスマス

12月10日(土)13:30〜15:30
入試担当教師と在校生による直前アドバイス

2017年1月14日(土)10:00〜11:00

JSGプレシャス説明会

2017年1月14日(土)11:00~13:00

直前説明会

2017年1月21日(土)10:00~12:00

TEL 03-3917-2277
所在地・交通アクセス

東京都北区中里3-12-2

JR山手線「駒込駅」より徒歩7分/京浜東北線「上中里駅」より徒歩10分

南北線「駒込駅」より徒歩8分

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昭和学院中学校(共学校)

独自入試の特徴 学校(先生)からのメッセージ
〜校長 大井俊博先生

本校は、2017年度から新たに「マイプレゼンテーション入試」という独自の入試を導入します。試験は、①与えられたテーマに沿って、自分の考えを記述する「自己表現文」と、②自己アピールをする「プレゼンテーション」(面接を含む)の2本立てで行います。
この入試を新設したのは、塾に通っていない児童の中に、光り輝く原石のような子がいるのではないか、その子のもつ潜在的な学力や、柔軟な感性を受けとめ、ここで伸ばしていきたいと強く思ったからです。もちろん、その背景には、2020年度に大学入試が変わるように、現代の社会が、自分の考えを表現する力を求めるようになったこともあります。
「マイプレゼンテーション入試」に、特別な対策は必要ありません。準備をするならば、まずは小学校の授業や学習をきちんと取り組むこと。そのほか、いろいろなことに興味、関心をもって、図書館で調べたり、また博物館や美術館へ行くなどして、いっぱい感性を磨いてください。そうすれば、おのずと発想力や表現力が身についていきます。

 

昭和学院中学校 校長

 

私は以前から、学校という場所は、様々な能力や適性をもった子どもが混ざり合うべきだと考えています。互いの違いを認め合い、切磋琢磨することで、相乗効果が生まれ、それぞれがもつ力を伸ばしていくことができるからです。新たな入試で、どんな個性をもった生徒に出会えるのか、楽しみであり、期待をしています。
そして、本校では、中学3年間を基礎・基本を徹底する期間と位置づけ、生徒が教科を嫌いにならないよう、手厚く指導をします。同時に、自分で考え、学び、行動できる人間へと育てていきます。確かな基礎力が身につけば、高校3年間は大きく飛躍することができます。
さらに来年度は新たな取り組みとして、中学1年からオールイングリッシュのアクティブラーニング型の授業を導入し、2年で国内イングリッシュキャンプ、3年で全員参加の海外語学研修を実施するなど、英語教育を強化していきます。
これからも昭和学院では、時代を見据えた教育活動を積極的に行っていきます。その1つが、「マイプレゼンテーション入試」なのです。

 


独自入試のポイント

■入試内容 

1)自己表現文テスト
与えられたテーマに基づき、自分の考えを記述する。
30分 400字以上
2)プレゼンテーションテスト
3~5分の自己アピールと質疑応答(面接)も含めて8~10分
※プレゼンテーションに、演技・資料等の活用や、自ら作成した作品の提示もできます。 口頭によるアピールのみでもかまいません。

■入試日  

12月6日(火) 推薦(第一志望入試)
1月21日(土) 一般(併願入試)

募集人員 各回10名

※合格者は特進(特待生)入試に受験料免除でチャレンジ受験できます。

説明会日程

中学校説明会 13:15〜15:00

第2回9月10日(土)
第3回10月8日(土)

第4回10月22日(土)
第5回11月12日(土)
第6回12月17日(土)
オープンスクール 10:00〜12:00
第3回8月28日(日)

桜和祭 10:00〜15:00
10月2日(日)

TEL 047-323-4171
所在地・交通アクセス

千葉県市川市東菅野2-17-1

JR「本八幡駅」よりバス5分 /JR「市川大野駅」よりバス10分
京成本線「京成八幡駅」よりバス5分

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東洋大学京北中学校(共学校)

独自入試の特徴

学校(先生)からのメッセージ
〜校長 石坂康倫先生

本校は、「本当の教養を身に付けた国際人」を育てるために、「哲学教育」「国際教育」「キャリア教育」の3つを柱とした教育活動を行っています。そのなかの哲学教育は、建学の精神「諸学の基礎は哲学にあり」をもとに、「より良い生き方を探求する」教育として位置づけ、哲学、及び国語で論理を学ぶ授業をカリキュラムに取り入れています。
「より良く生きる」には、まず何事に対しても「どうして、○○なのだろう?」「なぜ○○でないといけないのだろう」と問いかけをすることが大切です。現状をただ受け入れるのではなく、疑問をもつことで、さらに良いものを目指そうという意識につながるからです。そして、○○であることの良し悪しや根拠を自分で考え、判断し、判断したことを実行に移す。そういう力を6年間で養っていきます。
本校は、哲学=生き方教育を実践する学校です。そんな意味を踏まえ、2017年度より哲学をベースにした思考・表現力入試を導入することにしました。

 

 

 「『哲学教育』思考・表現力入試」は、哲学の授業でも取り上げている内容をもとに、①哲学的思考力問題、②要約・論述問題の2問を出題します。

①は、与えられた資料に対して問いかけを見つけ出し、自分の考えや意見を表現する力をみる問題です。例えば、「家族」という言葉が提示された場合、「家族の大切さは何だろうか」「ペットは家族の一員であるといっていいのだろうか」などの問いかけ文を1つ作り、それに対する考えや意見を記述します。②は、哲学者の考えなどを書いた文章を読んで、その内容を要約し、自分だったらどう考えるか、理由を示して論述します。
入試の対策としては、普段の生活の中で、当たり前と思われている事を取り上げ、家族で問いかけの練習をしたり、「乗り物の優先席って、本当に必要なのかな?」といった話題を、日常会話に織り交ぜてみるとよいでしょう。
 私たちは、この入試を通して、様々な事柄について創造力豊かに思考し、自分の考えや意見を表現できる素質を備えた児童を見出したいと考えています。そして、本校の哲学教育で、その力をさらに伸ばし、これからの社会でより良く生き、社会に貢献できる人材を育てていきます。

 


独自入試のポイント

■入試内容
①哲学的思考力問題(50分)
与えられた資料(対話文、意見を述べた文章、絵本、映像、キーワードなど)に対して、自分で問いかけを見つけ出し、自分の考えや意見を表現する形式の問題(字数400~500字程度)

②要約・論述問題(50分)

(問1)創立者井上円了を含めた哲学者などの主張や考えについて書かれた文章を読み、その内容を要約する形式の問題(字数200字程度)

(問2)主張や考えが述べられている文章を読み、そこで述べられている意見に対して、反対の意見や視点の異なる意見を論理的に表現する形式の問題(字数200字程度)

 

●配点 ①50点 ②(問1)25点(問2)25点  合計100点

 

>>サンプル問題はこちら

 

■入試日 

2月4日(土)8時30分開始

 

■募集定員 

10名

説明会日程

学校説明会 

※終了後、個別相談・施設見学あり

11月26日(土)15:00〜16:30

12月10日(土)15:00〜16:30

2017年3月25日(土)15:00〜16:30

入試問題対策会

※終了後、個別相談あり

12月18日(日) ①9:00〜12:00②13:30〜16:30

TEL 03-3816-6211
所在地・交通アクセス

東京都文京区白山2-36-5

三田線「白山駅」より徒歩6分

南北線「本駒込駅」より徒歩10分/丸ノ内線「茗荷谷駅」より徒歩14分

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日本大学豊山女子中学校(女子校)

独自入試の特徴

学校(先生)からのメッセージ
〜校長 柳澤一恵先生

2017年度、本校では新たに思考力型入試を導入いたします。その目的は、これからの時代に活躍する人材に求められる強力な発信力とコミュニケーション力を身につけた人材を輩出することです。人はなぜ学習をするのでしょう。その出発点には、「なぜだろう?」「どうしてそうなるのだろう?」「不思議だな?」という疑問や興味、関心があります。その疑問を様々な情報源を利用することによって調べ、自分の意見や考えを明確にし、人に伝える。そのような発信を積極的に行える人材こそが、求められるのです。2020年度大学入試改革において、知識・技能のみならず、思考力・判断力・表現力が問われる入試に大きく変革すると言われていますが、これも、社会から求められる人材像が変化してきていることに対応する動きと言えるでしょう。

 

 

思考力型入試の概要をお話ししましょう。まずは、与えられたいくつかのテーマの中から、興味のあるものを一つ選び、発表する方針(立場や組み立て)を決めます。次に情報収集です。選んだテーマについて、本校図書館の本や、タブレット(本校のものを使用します)で様々な情報を集めます。そして、まとめの作業。集めた情報から、考えの根拠になるものを探し、それらと考えを関連付けながらまとめます。それを文章や絵、図や表などを用いて1枚の用紙に仕上げ、完成したものを発表します。受験生1名に対して試験官2名、時間は65分から100分を予定しています。評価するのは「自分の言葉で、論理的に話すことができたか」「根拠となることが客観的な事実に基づいているか」「幅広い視野を持って物事を見ているか」という点です。この思考力型入試によって「疑問を持つ」「調べる」「まとめる」「発表する」力を伸ばしていける可能性のある生徒を見出し、育んでいきたいと考えています。

 


独自入試のポイント

■入試内容
「調べ学習」「まとめ」「発表」を行う試験です。
9:00から試験についての説明を行い、その後、試験を開始します。
テーマについてのまとめ(60~90分)が完成した受験生から順に発表を行います。
発表(5~10分)が終了した受験生から下校となります。
11:30にはすべての受験生が試験を終了する予定です。

■入試日
思考力型(第1回)
平成29年2月5日(日)9:00〜
思考力型(第2回)
平成29年2月11日(土・祝)9:00〜
募集人員 各10名

説明会日程

説明会(Webサイトから要予約) 

第5回11月23日(水・祝)10:00〜

第6回12月10日(土)10:00〜

第7回平成29年1月14日(土)10:00〜

思考力型入試体験・説明会

12月25日(日)14:00〜

TEL 03-3934-2341
所在地・交通アクセス

東京都板橋区中台3-15-1

東武東上線「上板橋駅」より徒歩15分/都営三田線「志村三丁目駅」より徒歩15分

JR「赤羽駅」よりスクールバス15分

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