ちょっぴりしくじっちゃった!?  先輩ママの受験アドバ イスVol.4「中学受験にかかったお金」

我が子の塾選びどうする?

中学受験を考えたときに、塾選びは悩むところです。
合格実績、面倒見のよさ、塾の費用、通塾の距離、色々とありますね。都内では塾の席を確保する為に、早い学年から入塾するケースが増えていると聞きます。地域特有の塾事情もあると思うので先輩ママに聞くのもオススメです!

個人塾もありますが、やはりカリキュラムがしっかりと組まれており、志望校に関する情報をしかり持っている大手塾が有利なのではないでしょうか?志望校に合格させてあげたい、少しでも偏差値の高い学校に行かせてあげたいのが親心。

私は、○○中学〇〇〇名!などの看板が魅力で実績の一番高い大手塾に通わせましたが・・・

【皆さん知っていますか?】

実績って塾から何人出ているかより、どの校舎から何人出ているかが大切だということを。校舎により塾が力を入れている先生と、生徒がそろっている校舎があるんですね。そんなこと当たり前、知ってるわ~という敏腕ママはさすがです。

私がそれを知ったのは中学受験も終盤”(-“”-)”

それを分かっていれば、少し遠くても自分が送り迎えする体制を整えていてあげられたのかもしれないなんて後悔もありました。

親が知っているか、知らないか、親の情報収集が受験を左右し、「親子の覚悟と労力」も受験には必要なのだと実感しました。長男は最後の追い込み3か月前に、最難関を目指す校舎に移動するようにと塾の指示があり、移動したものの、授業のペースが速すぎてついていけないと嘆いたことも・・・

我が家のように共働きのご家庭は、夫婦での分担もありますし、兄弟姉妹がいるかいないかにもよって異なります。合格実績の高い塾で学ぶことが最良の選択だけとは限りませんのでお子様に合った塾を納得するまで検討することが大切です。

長男の中学受験の最後の校舎は、福岡市天神の繁華街でした。
博多ならではの屋台が何店舗も軒を連ねており、21時過ぎる帰宅時に大人が背を並べて食べる豚骨ラーメンは、小学生の受験生には誘惑しかなかったようです。(笑)

「お母さん、今日塾が終わったら屋台でラーメンを食べて帰ってきてもいい?」なんて一言は、私たち夫婦にとって、今となっても笑える思い出です。

小学3年、4年の2月からがスタートとも知らなかった受験しくじりママの私が言うのもおかしいですが、入塾スケジュールを調べてみましたので参考にしてください。

<入塾までのスケジュール>
9月~12月 塾の情報収集
10月~12月 入塾テスト対策
10月~1月 入塾テスト、説明会、体験授業、手続き

中学受験 我が家の総額

中学受験、どのくらいお金がかかるの? と小学生をお持ちの母さんから聞かれました。よく、高級車1台分なんて聞きますよね。8年前なので参考になるか分かりませんが、我が家のケースを書いておこうとおもいます(概算金額をはじいてみました)。小学5年からのスタートなので、低学年から通う方はもっとかかるということですね。東京、大阪の方はもっとかかると思いますので参考程度に。。。。。

息子は、九州最難関を目指すクラス、娘は九州難関を目指すクラス、大手総合塾です。

<長男にかかった費用の概算>
・授業料 250万円(教材費、夏期講習、冬期講習、合宿、個別指導含む)
・入試2万×7校 14万円
・県外への移動、宿泊代 15万円
・通塾代 10万円
・進学しなかった学校の入学金20万円 入寮費20万円
(第一志望の合否前に、第二志望校の締め切りがあったため)

総額 約330万円

<長女にかかった費用の概算>
・授業料 200万円(教材費、夏期講習、冬期講習、合宿、個別指導含む)
・個別指導塾 12万円
・くもん 6万円(5年生時のみ)
・入試2万円×8校 16万円
・県外への移動 1万円
・通塾代 6万円

総額 約240万円

塾の宿題の為に、家庭教師をつける、受験用にコピー機をレンタルするなんてお話も聞きますので、かけようと思えば無限大ですね。
個別指導は2対1が少しリーズナブルなのでオススメですよ。

 

著者紹介
村上みゆきさん
村上みゆき

アナログママ代表 村上 みゆき。受験スケジュール帳の考案者。長野県出身。福岡在住。1971年生まれ。パイロットを目指す大学3年生の長男と外国語学部で学ぶ大学1年生の長女の母親。

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