東京電機大学中学校

これからの社会で必要とされる資質と本校の取り組みについて

説明者：校長

１．教育の原点→「技術は人なり」（初代校長　丹羽保次郎のことば）、校訓「人間らしく生きる」　　

２、本校の概況
■在校生の８割以上が、他大学受験進学　
■理系：文系=６：４（７：３の学年も）理系教育の充実はもちろん。文系への対応もしっかり。　
■男子進学先は工学系が多い　
■女子の理系：文系=５：５　
■東京電機大学内部推薦制度を利用する生徒は、全体の１０～１５％ほど　推薦進学をするかしないかを決めるのは高校３年生の夏休み（推薦権保持のまま他大学受験はできない）　
■中高一貫生と高校入学生の割合は、約１６０名：約１００名　ＨＲ（ホームルーム）は６年間別（授業は別）、ただし、行事、クラブ活動、講習会、高３自由選択、女子体育などは混合　　

３．文科省・中教審が進めている教育改革の本質→高大接続システム改革を通じて考えられているこれからの時代の学力観　　

４．学力の三要素→■基礎的・基本的な知識・技能→■それらを活用する思考力・判断力・表現力→さらにその先に・・・主体性、多様性、協働性　　

５．知識を活用する力を養うために・・・生徒全員が脳を動かす授業→■アクティブラーニング型授業　■ＩＣＴを活用した授業　■実験・観察・フィールドワーク　　

６．教育をとりまく変化の背景→■グローバル化　■グローバルな人材とは？越境している人（越境できる人）、世界に「当たり前」はないことを知っている人　　

７．本校の生徒たちの現状→■本校の生徒たちの自己分析、教育から見た印象は、穏やか、優しい、まじめ、おとなしい、消極的、受け入れてもらえる場と仲間がいる、自分の好きなことをとことんやり貫く、一方で覇気がない、自信がない、消極的で前に出ようとしない、目標に向かって全体で頑張ることが少ない　■生徒たちに日頃話をしていること⇒いっぱい失敗してほしい、失敗しても次のチャンスを獲得するために自ら積極的に行動してほしい。そうすることで、結果的に幸運を掴む確率が高まる。　

８．本校が考えた２０年後の世界で必要とされる資質=５つの力　■視野の広さ　■冒険心　■向上心　■共感　■専門性　　

９．５つの力を育成するための新しい総合学習⇒■ＴＤＵ４Ｄ-Lab 大学のゼミナールをイメージした学年横断（中２～高３）型のグループ研究組織=Labを通じた課題探求学習

２０１６年入試結果について

説明者：入試広報室　教諭

入試は全４回。毎年首都圏模試を受ける生徒が多いので、１１月、１２月の首都圏模試の速報数字を見ると予想が立てやすい。２回目以降の受験は２科目だと＋１０点、４科目だと＋１５点加点されるので有利である。今年からＷＥＢ出願を開始するので、出願がスムーズ、かつぎりぎりでの出願が可能となる。今年から新しい入試を導入予定。

質疑応答

説明者：