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私立中学

女子校

たきのがわじょしがくえん

瀧野川女子学園中学校

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学校詳細

建学の精神、教育理念

創立者が自宅の2階で開校した「望む人生を手に入れる」ための女子校

瀧野川女子学園は大正15年に「女性が望むような人生を手に入れることのできる学校を作りたい」という創立者・山口さとるが、自身の思いを込めて設立した女子校。さとる先生が37歳5人の子育て中に自宅の2階で開校した同校は、「高い知性と豊かな個性を養い、心身ともに健康で、真に社会に貢献出来る有為な近代女性の育成」という教育理念のもと、創立から現在にいたるまで、4万5000人余りの卒業生を送り出している。女性の社会進出が難しかった時代に、自ら学校を立ち上げた創立者のさとる先生は、まさに起業家精神の持ち主。同校はその精神を貫きながら、自分の思いや夢を形にし、社会に大きく貢献できる力を身に付ける女子教育を行っている。

教育の特色

独自の「創造性教育」が生徒の未来を築く

令和4年度文部科学大臣表彰「キャリア教育優良学校」受賞。中高一貫6年間で、同校独自の「創造性教育」を行っている。「創造性教育」とは、学年ごとに様々なプロジェクト型学習を通して、ゼロから新しい物事を創造し、それらを形にする学び。仲間と協力しながら事業を立ち上げ、社会に還元する「起業家精神」を一から養っていく。同校の学園祭「あかつき祭」や高校2年の「ハワイ修学旅行」では、創造性教育の実践の場として、生徒たちが生み出した商品をバザーに出品するなど、ビジネス体験をするチャンスも与えている。教科の学習だけでなく、クリエイティブな力を育み、リアルな体験を与える画期的なカリキュラムは、同校の創立者の「自らの力で望む人生を手に入れる」という教えを実践していると言えるだろう。

施設設備

創立100周年に向けて大規模な改修

2026年に創立100周年を迎える同校は大規模改修が行われており、2022年は調理室と被服室の改修が完了。調理室はプロ仕様のコンロとオーブンなどを備え、授業やゼミで本格的な調理が可能となった。2020年に完成した体育館は照明のすべてをLED化し、冷暖房完備。明るい環境で体育の授業、クラブ活動、イベントなどに使用している。また、茶道室以外にも新たに和室を新築。同校は創立時から、茶道、華道、礼法が伝統教育。約40畳の和室が新築されたことで、礼法などの授業がよりスムーズに行われるようになった。また瀧野川女子学園といえば、他校に先駆けてICTの先端教育に取り組んできた学校。2016年には全普通教室が「黒板の無い教室」に変わり、ひとり1台、iPadとApplepencilを使用して授業を行っている。校内にはMacルームが設置され、2021年より、新型Macを導入。プロ向けのクリエーションツールがインストールされ、4Kの映像作品の制作も可能になった。

学校行事

英語・大自然・歴史・国際がテーマの体験行事が充実

学年行事が充実しており、座学では学べない体験型学習を学年ごとに行っている。中学1年の「ブリティッシュヒルズ語学研修」は、古き良き英国貴族の領地が再現された施設で様々なアクティビティを通して生きた英語を学び、英語が好きになるきっかけをくれる研修だ。中学2年の「奄美冒険旅行」は、4泊5日で奄美大島の大自然の中、現地の方々と交流しながら、6つの挑戦に思いっきり取り組むアクティブな旅を体験できる。中学3年の「伊勢歴史旅行」では、伊勢神宮へお参りをしながら日本文化に深く触れる歴史の旅だ。高校1年「奄美研修旅行」では再び奄美大島を訪れ、自然との共生や働くことの喜び、生きることの楽しさを学ぶ。そして高校2年は「ハワイ修学旅行」。大自然に触れながら、多様性への理解を深め、多くの学びが得られる。ハワイ大学で実施するチャリティバザーでは、創造性教育の「事業化実習」で自分たちで生み出した商品を実際に販売するというビジネス体験もできる。また、学園祭「あかつき祭」は、様々なプログラムがある中、オープニングとエンディングの生徒たちのダンスパフォーマンスが人気。ステージ演出も生徒たちが考え、PCでプログラミングをして音楽と映像で独自の世界観を披露。同校のICT教育が学校行事でも成果を出している。

部活動

運動系・文化系のクラブが活発に活動

クラブ活動も活発で、特にチアダンス部は世界チャンピオンのチームにいた教諭が顧問として指導。全国高校生ダンスドリル選手権などの大会に出場しているほか、外部で開催されるイベントへの出演も多い人気のクラブだ。ダンス部は、現役ダンサーが顧問、元劇団四季のダンスキャプテンがコーチを務め、プロのダンサーの指導もある本格派。美術部は東京藝術大学出身で同校の芸術科教諭が顧問を務めている。デッサンや油絵のほか、映像制作も行うなど、アート全般を幅広く学びながら活動している。ほか、バレーボール部、テニス部、吹奏楽部、書道、茶道、華道部など、運動系と文化系のクラブが活動している。

進路指導

総合型選抜の合格者が増加

同校の大学進学率は年々右肩上がりで上昇している。「創造性教育」として、ゼロから生み出す力を養い実現へと繋げていく教育に、最先端ICTを駆使した授業と、使える英語を身につける国際教育が、総合型選抜、学校推薦型選抜と相性がよい。大学入試改革元年には、前年比で総合型選抜4倍の合格実績を記録。およそ8割の生徒が国公立、難関私立大学などへの進学を年内に決めた。同校では総合型選抜、学校推薦型選抜を有効活用できるように積極的かつ丁寧に指導しており、2023年度入試では一人当たり2.3校の受験で進路が決定。同校の教育が新時代の大学入試で有利にはたらいている。

その他

最先端ICT教育と国際社会で活躍できる英語学習

同校は2010年から最新ICT技術を活用した学びにも力を入れており、中高を通して、コンピューターを理解し、プレゼンテーション能力、プログラミング能力、映像制作能力も育成。クリエイティブ能力とともに、使いこなせるスキルを身に付けることにも注力している。“第7世代”と言われる先端ICTの活用により、授業のスピードが2倍になり、新たにゼミ制度を導入。さらに進んだ内容を実践的に学ぶプログラムは大学受験の大きな力になるだろう。加えて、国際社会で活躍できる人材を育成するための英語教育も充実。9人のネイティブ教員と「第7世代の教育ICT」で実現した、「毎日留学」がコンセプトの「話す」「書く」「使う」の教育で、英語で考え、思うように表現できる力を養う。3~4年で日常会話や留学にも困らないレベルまで引き上げ、英語での面接が行われるようになった新しい大学入試はもちろん、国際社会で使える一生物の英語力が身につく。

制服

高級先端素材を使用

倉敷の製造メーカーと一緒に高級先端素材を使って、一から作り上げたこだわりの制服。ボレロとジャンパースカートは、繊維の一本一本に、特殊なDLCコート(ダイアモンドライクカーボンコート)がかけてあり、美しく、軽く、伸縮性があり、汚れを弾き、しかも洗濯機で洗える。
冬服のブラウス繊維には椿油由来成分が含まれ、保湿効果もある。
夏服は涼しく、紫外線カット効果がある上、透けにくくなっている。夏服のブラウスももちろん紫外線カットの涼しい素材だ。
オプションのコートも、オリジナルのデザインに婦人服の素材を使った、肌触りと着心地の良いこだわりの一着となっている。

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