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早稲田中学校

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学校説明会レポート 2015年度入試

説明会名称 第2回学校説明会
説明会開催日時 2014/10/4(土) 12:00~14:00
会場 早稲田大学大隈講堂
参加状況 90%
配布資料 説明会資料、学校案内、校報『わせだ』、願書販売(500円)
校長先生より

本校は大隈重信が自らの教育理念を中等教育に実現するために、明治28(1895)年に創立した。今年で118周年。早稲田大学継続校のなかで最も古い学校。

生徒に自ら行動させるのが本校の方針。だから本物を経験させる。そして自分で考える。
たとえばオペラ鑑賞も外部のホールで一般客とともに行う。修学旅行のホテルも一流のホテルで一般客とともに泊まる。
隔年で行う利根川歩行では、体力や自信を身につける。

本校は早稲田大学の付属校ではなく継続校で学校法人は別。生徒の約半数は早稲田大学に推薦で進むことができる。
本校は自分の将来を考えさせる学校。自分の志望学部が早稲田大学にない場合もある。本校では生徒一人ひとりの志望を支える。

本校は有名大学に進学する生徒を増やす教育は行わない。自分の将来をかなえるのを手助けする学校。
生徒は明るくのびのびとしている。文化祭も活発。今年は中2の企画が文化祭で選ばれた。東北の被災地の名産品を販売するという企画で、全校投票で1位を獲得し文化祭の催しに選ばれた。こうしていつも生徒が投票して決める。名産品は完売し、売り上げは東北被災地に寄付した。

この企画は、中1で行った東北被災地の方による講演会が、生徒たちに印象に残ったのがきっかけとなった。これはすばらしいことだと思う。

部活も盛んで、折り紙同好会はレベルの高い作品をつくっている。大きな紙を数学的に計算して折るもので、NHKにも紹介された。クイズ同好会もクイズ甲子園で活躍している。数学研究同好会の生徒は国際数学オリンピックで金メダルを取った。

本校は活躍する生徒を持ち上げたり、勉強ばかりさせたりはしない。生徒はみんな自主的に活動する。OBも社会で活躍している。卒業しても自分の思うように生きている。
本校で有意義な学校生活を送り、世界で活躍してほしい。
教頭先生より

入試について

・傾向、難易度ともに例年どおり。過去問題を繰り返し勉強しておくとよい。

・入試は4教科、合計200点満点で判定。足切りはない。2014年度の実質倍率は第1回2.6倍、第2回2.9倍。例年第1回は3.2倍、第2回は3.7倍程度なので、14年度は少し下がった。当日の体調や試験との相性もあるので、1回目が不合格でも2回目で合格する子どももいる。最近はそういう子どもも増えているのでがんばってほしい。

・出願は郵送のみ受付。受験票は写真貼付なし。

求める生徒像

・本校の求める生徒は、自分で考え、工夫し、解決できる子ども。お弁当の箸を忘れたらどうするか? 自分で考えてなんとかできなくては。親は手出ししすぎないこと。林間学校の荷造りなども自分でさせよう。

学習・学校生活について

・始業は8:10、終業は14:50。クラブ活動は週4日以内で17:30終了。

・部活は中高合同。サッカー部、硬式庭球部が人気で100人超。PCプログラミング部も人気。陸上部、野球部、サッカー部、水泳部などいくつかの運動部は校外の活動場所で練習する。

・クラス替えは毎年行う。学年の教員のメンバーは基本的に6年間変わらない。

・習熟度別授業や特進クラスはない。

・授業の進度は速い。学ぶ量も多い。課題も出す。補習で学習の遅れなどに対応する。生徒たちは文部省の検定教科書では物足りないので、中1から高校の内容も学んでいき、中3は高1の教科書も併用する。高2で高校までの課程をおおむね修了し、高3から受験指導に入る。
塾へ行っている時間はない。授業中心に勉強してほしい。

・音楽や美術も重視する。音楽室では生徒一人につき1台のキーボードでピアノ指導も行う。

・校外研修も実施する。中学段階から体験的学習を多くし、班別に計画を立て、行動、各自レポート作成。中1社会の鎌倉研修、中2は大江戸研修、中3は裁判所傍聴(希望者)や秩父での地層の実習など。校外研修は現地集合、現地解散。事前・事後学習もしっかりと行う。

・理科は物理、化学、地学、生物それぞれの実験室があり、実験を多く行う。

・高1で適性検査を行い、将来の職業などについて考え、高2の文理選択に役立てる。

・高2で文理に分かれても、それぞれ数学や国語も学習し、主要教科以外もきちんと学ぶ。高3の理系も現代文、古文、漢文を学ぶ。幅広く学び、大学進学後に必要な教養を身につける。
・早稲田大学の継続校、付属高は全国で7校あるが、それぞれ独自の教育を行い、特徴も異なる。本校は自分の行きたい大学・学部へ進学するという方針。教員も生徒の希望をかなえることを重視する。
早大への推薦は高3の2学期、12月末に決まるが、そうした生徒も一般受験をめざす生徒とともに学ぶ。

・6年間でいろいろな経験をさせ、知識、教養、感性を育てる。勉強、部活をがんばり、芸術に触れ、体力や感性を養う。そうした活動により社会に有為な人材を育てる。

・中学は友だちとのいざこざもある。いじめもある。それはあたりまえのこと。教師はそれをわかっているので、しっかりと対応する。保健室は心地よい環境になっており、生徒たちは利用しやすい。

・校則は少ない。髪型もうるさく言わない。同級生や先輩など縦のつながりや教師との関係など、生徒はいろいろな関係の中で育っていく。本校で6年間過ごすうちに品位を身につけてほしい。

大学進学について

・2014年度卒業生は299名。うち早稲田大学推薦合格・進学者は144名。
・慶應義塾大学の推薦枠は14年度より4名に増員され、4名が推薦進学した。
・60名程度が国公立大へ進学する。
・近年は医学部志望者が増えている。
・早大へは14年度は58名が一般受験し進学している。

早稲田大学への推薦制度について

学部ごとに推薦枠が指定されている。理工、人間科学などは推薦が埋まらない傾向がある(理工は基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部の3に分かれるため、定員に満たない)。14年度の推薦枠は全体で169名のところ、推薦で進んだのは144名。

このあとスライドで学校紹介(10分程度)。

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