中学1年次は、週9時間のうち7時間はネイティブ教員が指導、2時間は日本人教員による文法の授業。習熟度で分け（初級から英検準1級まで）、トップクラスは英検準1級と2級取得者で構成されている。2年次からはコース制となり、「ダブルディプロマ（DD）準備コース」か、「中高一貫コース」のどちらかを選択。両コースとも、週2時間は日本人教員が文法の授業を行う。高校からスタートする「ダブルディプロマ（DD）コース」は、日本の教育と並行して、カナダ・ブリティッシュコロンビア州（BC州）の授業をBC州の教員が行い、卒業時には日本とカナダのディプロマ（卒業資格）を取得できるというプログラム。中学の「DD準備コース」も、高校と同様にBC州の教員が週8時間担当する。教科書は使わず、教員それぞれがオリジナリティを発揮して“英語で学ぶ”授業を展開。 一方、「中高一貫コース」は、シラバスに沿って体系的にBC州以外のネイティブ教員から週7時間“英語を学ぶ”。こちらはESLの教科書を使って、ボトムアップ方式で授業を展開。　 ネイティブ教員の人数も多く、カナダをはじめ、イギリスやドイツ出身の教員が17名。2019年度は、初めてネイティブ教員を担任に抜擢した。英語の学習に不安がある場合などは、放課後に担任と1対1の面談や補習を行い、メンタル面や学習面へのフォローを行っている。英語に触れる機会を増やすために、校内にイングリッシュ・チャット・ラウンジを設置。午後3～5時の間はネイティブ教員が常駐し、会話を楽しんだり、資格試験の対策などを行っている。

小学校や英会話教室で英語をがんばってきた児童に向けた、英検3級レベルの4技能型試験。配点は100点満点ではなく、合否や特待生の判定は正答率を用いる。ミスを恐れずに、会話のやりとりを楽しめるかどうかがポイント。
［試験内容］
①Listening Section（25分）…5問。短い会話と長めの会話を用意し、長めの会話ではやり取りを聞いてメモを作成。
②Reading／Writing Section（25分）・・語彙問題、文法・語法問題、ビジュアル読解問題、情報検索・メモ作成問題、読解問題、語句整除問題の6問。
③Speaking Section（10分）…日常会話の応答、図表読み取り、2つの絵の比較（5つの違いに関して英語で答える）
［入試対策］
・毎日、少しでも多くの英語に触れるようにする。
・絵や写真などを見て、英語でいう練習をする。
※入試では、細かなスペルミスは減点されない。積極的にコミュニケーションをする姿勢を重視。

入試日程

※新型コロナウイルスの感染状況等により、日程が変更となる可能性があります。各学校のHP等で最新の情報をご確認ください。