英語というツールを用いて、世界の人々とコミュニケーションができる能力を育成するために独自のACE（Active Communication in English）Programを実践している。週7時間の英語の授業のうち、3時間をネイティブ教員が担当し、海外のテキストやオリジナルテキストを使用した学習を展開。ネイティブ教員は全員が本国の教員免許を持ち、ESL（第二言語としての英語教育）指導の有識者である。一方、日本人教員は通常の教科書を使用し、受験英語の学びも重視した指導を行っている。授業は1クラスを2分割し、最多15名という少人数制のもとでネイティブ教員、日本人教員が連携して、聞く、話す、読む、書くの4技能をバランスよく育成。コミュニカティブな言語能力の習得を図る。
中2では、成田のホテルでEnglish Campを実施し、同校の教員以外のネイティブ講師が日常英会話を中心に指導。様々な人が話す英語に触れることで聞く力を鍛える。さらに、中3のカナダ修学旅行に向けて現地で生じるトラブルを想定した学びも行われる。中3からコース制がスタートし、特進・総合コースはカナダ修学旅行（8泊10日）、SEC（Super English Course）はカナダ語学研修（3週間）を実施。修学旅行は、バンクーバーでホームステイをしながら現地校の協力のもとで英語や異文化学習を行う。語学研修では、1日を通した語学研修コースに他国からの留学生とともに参加し、3週間しっかりと英語力を磨く。
また、定期試験時に、MVP（Measurement of Vocabulary Proficiency）と呼ばれる英単語テストを実施。「キクタン中学英単語」の全範囲から、全学年同一の問題が出され、中学1年生が中学3年生のスコアと競うケースも多く見られる。

「英語スピーチ入試」を実施。試験の内容及びポイントは下記の通り。

1. テーマに沿って、150～300語のスピーチを考え、発表する。
スピーチのテーマは9月中にHPに掲載。昨年度のテーマは、第1回入試がTell me about something you are proud of.　
第2回入試がTell me about your strength and weakness. 　　
スピーチ原稿は、試験当日に提出する。

2. インタビュー（英語で質問が出され、英語で答える）約10分 　　
スピーチ内容に関する質問とコミュニケーション能力を図る質問

3. 合格のポイント 　　
＜スピーチの内容＞ 　　　　
・与えられたテーマに対して自分の答えが盛り込まれている。 　　　　
・自分の主張を支持する具体的な理由が2つ以上含まれている。 　　
＜表現＞ 　　　　
・英語らしい発音
・アクセントを心がけている。 　　　　
・抑揚・声の大きさなど表現に工夫がされている 　　　　
・意味で区切ってスピーチや返答ができる。 　　　　
・メモなどを見ても構わない（暗記は必須ではない）が、原稿の音読にはならない。

入試日程