帰国生入試をおこなう「おすすめの私立中学校」

立教女学院中学校(女子校)

帰国生に対する教育の特徴

1994年から帰国生受け入れを開始した立教女学院中学校高等学校。「異文化を体験した帰国生は、物事を多角的に見る目やユニークな発想力を持っています。入学後、周りの生徒たちに良い刺激をもたらし、学校全体の活動を活性化させていく力になることを期待しています」と入試広報主任の高嶺京子先生。教育理念、入試詳細、施設見学を丁寧に行い、同校への理解を深めてもらおうと帰国生入試にも熱心に取り組んでいる。「毎年、帰国生対象説明会を行っておりますが、海外在留中で説明会に来られない方に対して個別に学校案内も行っております」
帰国生入試の受験条件は、直近の海外在留期間が継続して2年以上、帰国後経過期間が2年まで。また、同校はキリスト教に基づく人間教育を基盤としているため、礼拝、土曜集会などのキリスト教行事があることを理解しておくべきだろう。
募集は20名で、入学者実績は2017年19名、2018年20名、2019年22名。1学年約200名のうち、ほぼ1割が帰国生だが、帰国生だけのクラスは設けず、各クラスに均等に入る。「本校は帰国生に英語力は問いません。もっとも重視しているのは海外での異文化体験です。併設の小学校からの入学生や一般入試での入学生と同じクラスで切磋琢磨してもらいたいと考えています。ただ、教科書が読める日本語力は必要です」と高嶺先生。帰国生が全員英語圏で生活していたわけではないことも考慮して、帰国生入試の科目は国語、算数、日本語の作文。国語40点、算数40点、作文20点で合格基準点は設けていない。「国語、算数ともに問題は一般入試とは異なり、基礎的な力を問う問題です。作文は、与えられたテーマに沿って書いてもらいます。テーマは海外体験を問うもの。400文字の原稿用紙2枚(800字)を30分で書けるように練習をしていただければ、入試のときに落ち着いて取り組めると思います」(高嶺先生)。面接は入試日に保護者同伴で行うが、同校の教育理念への理解の確認であり、合否に直接関係はない。ホームページ上での合格発表は試験当日。翌日に入学手続きが行われる。
入学後に履修する英語学習は、習熟度別授業になっており、中学では5クラスを2分割して10クラスの少人数授業でスタート。英語4技能をバランスよく養う。中1後期には、習熟度に応じてベーシッククラスとアドバンストクラスの2段階に分ける。また帰国生の英語力保持のために週1回習熟度別の「英語特別課外授業」も行う。
高等学校の英語は文法・読解・作文力も強化し「英語で自分の意見を表明できる発信型英語能力」を育成。必修では3段階6クラス編成で授業を行い、英語表現はホームルームを3分割してネイティブスピーカーの教員による授業を行うなど、きめ細かい指導が可能な少人数クラスで学習をしている。
国際交流プログラムも豊富にあり、フィリピン・アメリカ・ニュージーランドの姉妹校と短期・長期の交換留学、UCD短期留学、エンパワーメントプログラム、サマーイングリッシュプログラムなどさまざまな国際体験のチャンスがあるのも魅力だ。

海外帰国生インタビュー

Nさん 高3
(小2から小6までタイの日本人学校に在学)

Yさん 中1
(小1から小5までブラジルのインターナショナルスクールに在学)

Q どちらの国からの帰国生でしょうか? また立教女学院を志望した理由も教えてください。

Nさん 小2から小6までタイのバンコクにいました。通っていたのは、現地の日本人学校です。立教女学院を志望したのは、チャペルを見せていただいたり、教育内容などを丁寧に説明していただいたりしたことが強く印象に残ったからです。

Yさん 私は小1から小5までブラジルのインターナショナルスクールに通い、帰国してからは公立小学校に通いました。この学校に決めた理由は3つあります。まずは緑が豊かなこと。緑のある場所にいると心が落ち着きます。2つ目は教育目標にある「世の中に流されない凛とした人間になる」という文言に惹かれ、私もそんな人になりたいと思ったので。3つ目は中高一貫校なら、一生の友達ができると思ったからです。

Q 帰国生入試に向けた受験勉強はどのようにしていましたか?

Nさん タイには日本人が多く住んでいるので、日本人向けの学習塾がたくさんあります。私も小4から塾に通っていました。塾では帰国生入試の国語・算数と作文を重点的に勉強し、一般受験も考えて理科と社会の授業もとっていました。帰国生入試に過去問はありませんが、帰国生入試を経験した先輩がいたので情報をいただけました。

Yさん 私は日本語の勉強をしてこなかったので、国語に苦戦しました。特に漢字です。とにかく書いたり、声に出したりして覚え、漢字の成り立ちも調べました。ブラジル時代はスカイプによる個別指導の学習にも取り組みました。

Q 帰国生として入学することへの不安、学校生活で帰国生ならではの出来事はありますか?

Nさん 公共機関を使って登校することへの不安はありましたが、帰国当時は日本で生活することが楽しくて仕方ありませんでした。日本人学校に通っていたので、立教女学院に入学してからもカルチャーショックもありませんでしたし、友達もすぐにできました。帰国生なので授業で東南アジア、特にタイに関することが出てくると、「それ知ってる」とか「行ったことある」と実体験に基づく親近感を覚えました。授業を受けていても、他の人とは違う視点で見たり、考えたりすることができているように思います。

Yさん 入学前は「友達出来るかな」と不安な気持ちもありましたが、入ってみたらみんないい子ばかりですぐに友達ができました。先生方にもやさしくしていただき、不安はすぐに消えました。ポルトガル語と英語ができるので、定期考査前など友達から「英語を教えて」と言われることがあります。私は歴史が苦手で、逆に教えてもらうことが多いです。

Q 立教女学院の魅力について教えてください

Nさん 毎朝の礼拝・キャンプ・土曜集会など、様々な学校でのプログラムを通して、幅広い知識を得ることができ、人間としても成長できる機会が多くあることです。中2の時にはサマーイングリッシュプログラムに参加し、高1の時にはニュージランドの姉妹校へ長期留学をしました。スピーチコンテストやレシテーションコンテストで1位になることもありました。思えば、学校のプログラムにはずいぶんお世話になっています。立教女学院でなかったら、こんな風に世界が広がったかどうかわかりません。

Yさん 環境がいいと思います。まずは、緑が豊かなこと。そして、校舎に飾ってあるシャガールの絵なども、とても素敵です。感性を磨ける環境を学校側が用意してくれていると感じます。生徒がみんな元気でやさしいところも魅力です。先生方もとてもやさしくて温かいです。まだ中1なので、プログラムの参加はこれからですが、英語の力を落とさないようにサマーイングリッシュプログラムに参加したいと思っています。模擬国連にも参加してみたいです。

Q 受験生にメッセージをお願いします

Nさん 受験生のバックグラウンドによって日本の女子校への不安はあるかもしれないけど、中学受験で入学する一般生と何も変わらないです。「入学したら学校生活を楽しもう!」と思いながら、勉強を頑張ってください。入試の作文は考え過ぎず、自分の経験を素直に書くのが一番だと思います。合格したら、帰国生だと意識せずにいろんなことに挑戦してください。そうすればきっと楽しい学校生活が送れます。

Yさん 私も「合格できるかな」と不安な気持ちを抱えながら受験勉強していました。でも海外で何か一つでも良いのでとことん打ち込んで、毎日コツコツ勉強していけばきっと将来自分の自信になると思います。頑張って受験勉強をして、この素晴らしい立教女学院に入学してください。

 

帰国生入試のポイントと日程

受験資格
直近の海外在留期間が継続して2年以上あり、帰国後2年以内であること。
試験科目
①国語 30分(40点)
②算数 30分(40点)
③作文 30分(20点)日本語の作文
④保護者同伴の面接

入試日程

試験日 試験名 募集人数 選抜方法 出願期間
2019/12/20(金) 帰国 約20名

①国語30分(40点)②算数30分(40点)③作文30分(20点)日本語の作文④保護者同伴の面接

11/28(木)〜12/5(木)

学校説明会日程等

開催日 開催時間 説明会名 予約
2019/7/29(月) 10:00〜 帰国生対象学校説明会 [要予約]
2019/9/21(土) 13:00〜 学校説明会(一般生・帰国生対象) [要予約]
2019/10/26(土) 10:00〜15:15 マーガレット祭(文化祭) [要予約]
2019/10/27(日) 10:00〜14:45 マーガレット祭(文化祭) [要予約]
2019/11/9(土) 13:00〜 学校説明会(一般生・帰国生対象) [要予約]
2019/12/14(土) 10:30〜11:30 クリスマス礼拝(定員制250組) [要予約]

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所在地・交通アクセス

〒168-8616 東京都杉並区久我山4-29-60

TEL 03-3334-5103

  • 京王井の頭線「三鷹台駅」北口より徒歩1分

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