帰国生入試をおこなう「おすすめの私立中学校」

帝京中学校(共学校)

帰国生に対する教育の特徴

1998年に高校で「インターナショナルコース」を設置して以来、同校では多くの帰国生を受け入れてきた。2025年度には、中高一貫の「インターナショナルクラス」を新設。ネイティブ担任制、オールイングリッシュ授業(一部の教科)を採用し、帰国生の強みである語学力の保持と向上に取り組む一方で、独自の探究プログラムを通して主体性やコミュニケーション能力、リーダーシップといった非認知能力を伸ばしていく。英会話の授業では取り出し授業(希望制)も行い、国語や数学などで補習授業が必要な場合は、夏期講習や放課後講座などで対応している。

「現地校やインターナショナルスクール出身の生徒たちも活発に意見を出し合って授業を楽しめるように、インターナショナルクラスでは『英語で考える』を合い言葉にアクティブラーニング型授業を中心に行っています。入学時の英語力にばらつきがあるので、英会話の授業では取り出しも行っていますが、だんだんと周りのレベルが上がってくると希望しなくなる生徒も多いです。レベルに差があることは、生徒同士の教え合いにもつながっています。教員やクラスメートに対して積極的に聞く姿勢さえ持っていれば、教える側の生徒も教えられる側の生徒も、自然に英語のレベルが上がっていくので心配はいりません。授業中はディスカッションやプレゼンが多いので、帰国生が遅れを感じるような場面はほとんどありません。独自の探究プログラム(グローバル・リーダーシップ・プログラム)は、校内・校外を問わず、英語と日本語を使ってグループで課題に取り組み、議論・調査・発表・フィードバックという探究サイクルを繰り返します。このプログラムでは、アウトプット力の高い帰国生が活躍し、他の生徒たちによい刺激を与えてくれています」
(インターナショナルコース主任 関陽平先生)

帰国生インタビュー

Aさん 中学1年生 インターナショナルクラス
(4歳頃から中学受験前まで香港で生活し、現地日本人学校に通学)
Hさん 中学1年生 インターナショナルクラス
(カナダで生まれ、7歳頃までカナダで生活)


Q:この学校を受験した理由を教えてください。

 

Aさん:帝京の「インターナショナルクラス(コース)」の教育制度に魅力を感じて、兄と同時に入学しました。僕は英語が得意なので、学校でもたくさんの人と英語で会話をしたいと思っています。「インターナショナルクラス」は、英語の授業のほかに英会話の授業があったり、放課後講座などで英語を話す機会が多いのでいいなと思って受験しました。

Hさん: 新しくできた「インターナショナルクラス」は英語を重視しているので、友達と一緒に楽しく英語を話せたらいいなと思って受験しました。

Q:受験前にはどのような勉強をしましたか?

 

Aさん:帰国生入試は作文があります。本番の2ヶ月前ぐらいからは、過去問を解いたり、作文の対策として日記を書いて練習しました。

Hさん:私は、一般入試(英語・算数)で受験しました。受験勉強を始めたのは、2年ぐらい前からです。私も過去問をたくさん解いて、間違えた問題の対策などを自分で考えながら解けるようにしていきました。

Q:日本の学校に通ってみて、大変だと思うことはありますか?

 

Aさん:香港ではバス通学だったので、毎朝、徒歩と電車で1時間かけて通学することです。授業で大変だと感じることはありません。

Hさん:日本語で新しいことを学ぶときは、日本語の新しい単語も出てきます。母語が英語なので、私は英語で学ぶ方が理解しやすいです。家で復習するときは、初めて知る日本語を英語にしてから、理解するようにしています。

Q:英語の授業はどうですか?

 

Aさん:授業では、ロールプレイやプレゼンを英語で行うこともあり、先生やクラスメートと一緒に英語で話せるので、とても楽しいです。

Hさん:英会話の授業は、ラウンジで取り出し授業を受けています。英語の授業は、今のところ自分が理解できている範囲なので、友達がわからないところがあると助けたり、教えたりするのが楽しいです。

Q:将来の目標などはありますか?

 

Aさん:他の人を助けられるような人になりたいです。人はそれぞれ得意なことと苦手なことがあるので、協力し合った方がよいと思います。例えば、授業でわからないことがある友達がいて、自分は理解できていたら、教えてあげたり、助けてあげたいです。

Hさん:小学生の頃、目標にしている先生がいました。私にとって日本語の学習は難しかったので、先生にたくさん質問をしましたが、何回質問してもその先生は優しく教えてくれたんです。その先生のように、誰に対しても嫌な顔をせずに、苦手だなと思う人がいたとしても、同じ態度で人を助けることができる人になれたらいいなと思っています。

Q:受験生へメッセージをお願いします。

 

Aさん:この学校は、英語を話す機会が多いので、英語が得意な人や英語をたくさん話したい人が入学したら、楽しく過ごせると思います。

Hさん:私はこの学校で、自分と同じことに興味を持っている人と出会えることが嬉しいです。例えば、私は洋画を見るのが好きですが、日本では邦画を見る人が多いので、話題が合わないこともあります。ネイティブの先生は、私が見た洋画を知っていたので共通の話題ができて嬉しかったです。この学校に入学してまだ2ヶ月ちょっとですが、ネイティブの先生や帰国生と英語で話をする中で、いろいろなことを知ることができています。英語で会話をしながら自分の興味や関心も広がっていくので、入学したらきっと楽しく過ごせると思います。

帰国生入試のポイントと日程

[受験資格]
海外での生活が1年以上かつ帰国後3年以内
[試験科目]
英語100点・作文100点・面接(日本語・英語)

英語資格の優遇内容 CEFRや英検等の英語資格保有者に対し、資格やレベルごとに英語の最低保証点を設定。

入試日程

試験日 試験名 募集人数 選抜方法 出願期間
2025/12/2(火)
午前
帰国生入試 一貫特進コース 若干名 一貫進学コース 若干名 インターナショナルクラス 若干名

科目:1教科(英) その他:作文・面接(日本語・英語)

2025/11/20(木)〜
2025/12/1(月)

学校説明会日程等

※掲載されている日程等は変更になることがありますので、念のため最新の情報を学校ホームページでご確認の上、ご参加ください。


開催日 開催時間 説明会名 予約
2025/7/12(土) 10:30〜11:30 帰国生・インターナショナルクラス対象説明会① [要予約]
2025/7/19(土) 9:00〜12:30 オープンスクール1日目(部活動体験) [要予約]
2025/7/20(日) 9:00〜12:30 オープンスクール2日目(授業体験) [要予約]
2025/8/2(土) 9:00〜11:00 女子バスケットボール部 練習体験会 [要予約]
2025/8/16(土) 14:00〜16:00 女子バスケットボール部 練習体験会 [要予約]
2025/9/13(土) 10:30〜 授業見学会① [要予約]
2025/9/27(土) - 蜂桜祭(文化祭) [学校ホームページをご確認ください]
2025/9/28(日) - 蜂桜祭(文化祭) [学校ホームページをご確認ください]
2025/10/4(土) 10:30〜 授業見学会② [要予約]
2025/10/18(土) 10:30〜 帰国生・インターナショナルクラス対象説明会② [要予約]
2025/11/8(土) 13:30〜 過去問研究会 [要予約]
2025/12/13(土) 13:30〜 受験体験会 [要予約]
2026/1/10(土) 13:30〜 入試問題説明会① [要予約]
2026/1/17(土) 13:30〜 入試問題説明会② [要予約]

帝京

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帝京インタビュー

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所在地・交通アクセス

〒173-8555 板橋区稲荷台27-1

TEL 03-3963-6383

  • JR埼京線「十条駅」より徒歩12分
  • 都営三田線「板橋本町駅」A1より徒歩8分
  • JR京浜東北線「東十条駅」より徒歩20分
  • バス:「王子駅」または「板橋駅」より「帝京大学病院正面」下車 徒歩2分

マップ

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