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私立中学

共学校

かいちのぞみ

開智望中等教育学校

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学校詳細

建学の精神、教育理念

小学校から高校卒業までの12年一貫教育

開智望中等教育学校は、2020年に開校。先に開校した開智望小学校と合わせて開智学園初の12年の一貫教育を掲げている。教育理念は「世界の人々の文化と理念を尊敬し、平和で豊かな社会を創るために貢献できる人材の育成」。同校が教育目標として掲げるのは
1:違いを認め合い、自分の得意分野や独自性を見つけ、伸ばす
2:目標を高く持ち、その志に向かって努力、行動する
3:人のため、社会のために学び、専門分野で貢献できる学力をつける
21世紀型の教育を推進する開智学園の中でも初の12年一貫教育の学校として、科学技術の発達やグローバル化によって劇的に変わる世界に対応できる教育を実施している。

教育の特色

国際バカロレア教育と開智の探究学習を結ぶ学び

同校は国際バカロレアMYP・DP認定候補校。国際基準のバカロレアの創造力、思考力、発信力を育成する学びを取り入れつつ、開智が20年以上取り組んでいる「探究型の学び」「グローバル社会に通用する英語学習」「最新ICTを活用した授業」など、同学園の教育システムを中心に据えた学習を実施している。
学年の構成は、小学校、中等教育学校で5・5・2。中等教育学校では、中1〜高1までMYP、高2・高3をDPとし、MYPの中1と中2は1クラス24名の少人数制。英語と数学は習熟度でクラス編成。中3と高1は同じ24名編成だが学力別クラス編成。高2、高3の後期課程では、DPの他に国立文系・国立理系・私大文系・私大理系・医系クラス、グローバル文系・理系クラスというような進路別のクラス編成となる予定。MYPでは基礎学力と知識の活用を学ぶ。大きく探究型授業(PBL)と対話型授業(PIL)に分かれており、基礎学力を身につけるために確認テスト、補修、夏季冬期講習などを行いつつ、探究と対話型学習に注力。同校の教育は、「なぜ」「どうして」など生徒自身が疑問や課題を掲げ、その都度、疑問点を深掘りし、知識を獲得していく学び。PBL、PIL共に、最終的に課題と疑問の解決をまとめて発表する機会を設けており、生徒はその目標に向かって日々、学びを深めていく。DPは、国内だけでなく世界の大学も目指す目標設定をし、難関大学受験に向けた学びを進めていく。

施設設備

駅から1分の好立地

関東鉄道総常線の新守谷駅から徒歩1分という好立地。駅のホームから学校が見えるほど駅に近いのが特徴。駅から学校までの高架橋は「きずな橋」といい、生徒から募集して選ばれた名前だ。施設は広大で、体育館は2つ。1つはハンドボールのコート2面もある広さ。グラウンドは人工芝で広々としており眺めも良い。校舎も大きく、廊下の幅もある。各教室は廊下に面してガラス窓になっており、全体的に明るい印象だ。また校内の各所にオープンスペースがあり、学年の垣根を超えた交流がある。試験前には、先輩が後輩に勉強を教える光景も見られるそうだ。

学校行事

生徒が運営するオリジナリティある行事

同校の学校行事は基本、生徒が中心になって運営される。望祭、体育祭、望ミュージックフェスティバル。望ミュージックフェスティバルは、昨年まで合唱コンクールだった行事が、生徒のアイデアで新しい音楽行事に生まれ変わった。合唱だけでなく、音楽演奏、ダンスなど音楽関連のプログラムが加わった楽しい音楽祭だ。体育祭は縦割りで行われるが、競技種目など全て実行委員が決めているため、実行委員が変われば競技も変わる。毎年同じ種目にならないところが同校の体育祭の面白さだ。
生徒の企画を実現するには、教員側の許可が必要であり、企画を立て、書類を準備し、許可をもらうために提出、プレゼンも行うという。生徒の自主性を育む同校の教育は、行事でも徹底していると言えるだろう。ただ芸術鑑賞会は「本物の素晴らしさを鑑賞する」という国際バカロレア教育の一環のため学校主導で行われる。他、持久走大会は、自校開催ではなく、守谷市のマラソン大会に参加。学生向けのコースを走り、42キロの大人のコースではボランティアとして活動。持久走とボランティア活動を一緒に行うという独自の取り組みを実施している。
プロジェクト発表会は、探究学習の成果を発表する行事。同学年だけでなく全学年の発表を聞いて、質疑応答、リフレクションシートへのコメント記入などを行い、全生徒で探究学習の底上げをしていく。

部活動

生徒が創部したユニークな同好会に注目

開校して3年、クラブ活動も徐々に活動の幅を広げている。同校は正式なクラブだけでなく同好会の数も多く、クラブ活動も生徒主体。生徒自身が生徒会と学校側の許可を得て、クラブ活動を立ち上げることができる。現在、活動しているクラブは、バレーボール、バスケットボール、ダンス、硬式テニス、お絵描き。同好会は、ボードゲーム同好会(ボードゲームを制作する)、家庭科、文芸研究、サッカー、バドミントン、クロスミントン、卓球、マインクラフト、プログラミング、ジャパンカルチャー、写真新聞。同学校のブログ、学校通信の写真は、写真新聞同好会に撮影を依頼しているそうだ。マインクラフト同好会は、新聞、ラジオなどの取材があるほど人気のある同好会で、全国大会にも出場した。

進路指導

難関大、海外大への進学を視野に入れた受験対策

高校1年生になると具体的な志望校選択に入り、オープンキャンパス、海外大学出身者の講演会に出席するなど文・理・医・グローバルの大学選択を明確にしていく。高2からは大学進学基礎講座など、大学受験に絞った学習を徹底。高3では勉強合宿など、生徒が集中して受験勉強に取り組めるプログラムで全力サポートする。ちなみにディプロマの認定試験が受けられるのは、グローバル文系・理系コースのみ。

その他

全ての開智学園が実践するフィールドワーク

同校は国際バカロレアの教育プログラムをいかして実社会とのつながりを大切にしており、座学だけでなく、フィールドワークにも力を入れている。フィールドワークは全開智学園が実施している宿泊行事。学年ごとに決まったテーマをもとに、生徒たちは事前学習→疑問と課題→仮説→現地で検証という流れで取り組んでいく。フィールドワークの実行委員は、テーマについて学べる場所を探し、企画書を作成。学校側の許可を得たら、取材交渉をする。宿泊の手配も生徒が行い、学校側はお金の管理を行うというシステム。フィールドワークは、座学では学べないリアルな体験ができる貴重なプログラム。生徒たちの課題解決力、コミュニケーション力、企画力など、社会で生きていく上で必要な力を育んでいく。

制服

黒シャツ+黒ブレザーという個性的な制服

制服は黒ブレザー、黒シャツ、ネクタイは千鳥柄、女子のスカートはチェックの巻きスカート。夏冬とチェックの柄が変わる。男子は夏服のスラックスに細かいチェックが入っている。デザイン性が高く、お洒落な制服と好評だ。

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