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私立中学

男子校

じょうほく

城北中学校

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デジタルパンフレット

学校詳細

建学の精神、教育理念

人間形成と大学進学

「人間形成と大学進学」を教育目標として掲げ、自由と規律のバランスが取れた校風の中で、社会に有為な魅力ある人材を育成。この教育目標は、創立者・深井鑑一郎氏の「教育の使命は、社会に役立つ有為なる人間の育成にあるとし、そのような人間とはまず優れた人間性を備え、その上に広い教養と高い専門性を修めた者である」という教えに基づくものである。部活動や行事など、勉強以外のことにも一生懸命に取り組みながら成長していくことが、自分の未来を自分で切り開く力を養うと考えている。

教育の特色

3期体制でステップアップ

中・高6年間を3期に分けて連携させる、独自の「3期体制」を構築。人に教えることが一番の学びと考え、生徒同士の教え合いを推奨している。生徒が教員役として授業を進めることもあり、学年が上がるにつれて、放課後に黒板を使った教え合いなども活発になっていく。ライバルとの競争心も生まれるが、その1歩先を行き、仲間と一緒に高め合おうという気持ちが自然に育まれる環境であることも、大きな特徴である。

●基礎期(中1・中2)
人間形成に重きを置き、コミュニケーション能力や多様性を受け入れる広い心を身に付ける行事を多数行っている。中1の4月には、長野県の城北大町山荘で「大町オリエンテーション」(2泊3日)を実施。自然の中で飯盒炊さんや火起こしなどを体験しながら、クラスメイトとの仲を深め合い、集団生活に必要なことを学ぶ。マラソン大会(8キロ)をはじめ、自らテーマを決めて仮説を立て、実験や観察を行って研究成果をレポートにまとめる「理科自由研究発表会」、バラエティに富んだテーマで行う「私の主張コンクール」など、1人ではできない行事を通した人間形成の場を用意。総合学習の中でICTを活用した「情報」の授業を行い、クリエイティビティを中心に、情報機器を使う上での基礎から応用までを学ぶ。

●錬成期(中3・高1)
将来に向けて考えるきっかけとなるような機会を設けて、将来設計を行っていく。例えば、キャリア教育の一環として、大学教授や医師、会社員など、様々な職業のOBや保護者から話を聞く「将来を考えるための講演会」を開催。卒業後に母校を訪れるOBも多く、身近なロールモデルからの経験談から刺激を受け、志望大学を明確にしていく。基礎期から総合学習で行ってきた研究発表の集大成として、中3の修了式で「中学卒業研究発表会」を実施。東日本大震災、応援するプロ野球チームの戦力分析、効率よく飛べる飛行機の形など、それぞれが興味・関心のあるテーマについて調べ、レポートやプレゼン資料を制作して発表する。 

●習熟期(高2・高3)
高2から、理系クラスと文系クラスに分かれる。理系の方が多い傾向があり、6割程度となる年が多い。文系と理系はカリキュラムが異なり、進路選択のために必要な科目を必要分学習できるように工夫されている。高3はさらに細かく対応できるように、私立大型の文系・理系、国公立大型の文系・理系の4コースを用意。共通テスト対策や小論文の選択ゼミなどもあり、志望大学に合わせて効率よく必要な学力を身に付けていく。入試が終わったばかりのOBから話を聞く「入試懇談会」では、各大学の特徴や受験のアドバイスなどを少人数のグループで聞いてモチベーションを高める。東大をはじめとする国公立大学、早慶などの難関私大への合格者が多いからこそ実現できるプログラムだ。

施設設備

ICT機器や運動施設が充実

23区内にありながら、グラウンドは高体連のサッカー用公式コートも余裕で取れる広さがある。80周年記念事業として、約1万平方メートルのグラウンドを人工芝化(2021年度中に着工)。温水プールは1年中利用でき、水泳の授業では25メートルを泳げるようになることを目指して補習も行っている。プールの水深は1.8メートルあり、水泳部のメインは水球。トレーニングルームには様々なマシンが揃っており、高1の体育で体に負担をかけないトレーニングの仕方を学ぶ授業も行う。屋外の弓道場のほか、武道館には柔道場、剣道場があり、中2から高1の体育は武道(柔道か剣道を選択)が必修。美術室や和室の書道室などもあり、芸術や体育にも手を抜かず、何事にも熱中できる環境を整えている。
校内には最新のICT機器を備え、欠席した生徒が自宅から授業のライブ中継を見ることも可能となっている。生徒たちは、自分のデバイスを持ち込んで活用。ICTとアクティブラーニングの要素を最大限に発揮できる教室「iRoom」は、批判的思考力などを養うグループワークやディスカッションがしやすいテーブルと椅子、移動式のホワイトボード、モニター、プロジェクターが備えられている。「iRoom」は、「情報」の授業で使われるほか、部活動でも活用。例えば、運動部のミーティングで、選手の感情を読み取ってプレイの分析を行ったり、部員同士で意見の共有をする際にICT機器が役立つ。部活動の中で論理的に考える機会を持つことは、大学受験にも活かされる。
食堂(450席)は、朝・昼・夕方に利用可能。校内に食券機が3箇所あり、カレーやハヤシライスといった定番メニューのほか、麺類や日替わり定食、教室に持ち帰って食べられる弁当(予約制)なども販売。通常でも男子に十分なボリュームだが、ライスや麺を大盛りにすることもできる。昼食だけでなく、朝早く登校して勉強をする生徒や部活動の前に小腹を満たしたい生徒などにも好評。

学校行事

行事を通して大きく成長

中3の5月に行う「江戸東京フィールドワーク」では、東京をテーマに、今と昔の違いや文化を知る。11月の研修旅行(修学旅行)では舞台を京都・奈良・大阪に移し、同様のテーマで関東と関西を比較。研修旅行は班行動を基本とし、ルートも自分たちで考えて、電車での移動や昼食なども自分たちで決めて行動する。知らない土地を自分たちだけで歩き、自分たちで考えて行動するので生徒たちの満足度も高い。高3の沖縄研修旅行も班行動が基本で、平和学習、文化体験、海のアクティビティなどを行い、年度によっては民泊も体験。
中・高合同で行う「城北祭」(文化祭)は、2019年度には2日間の来場者数1万人越えを記録した人気行事。企画から進行まで生徒主体で運営し、大きく成長する。
※「城北祭」は状況により、オンライン開催。
国内外での異文化体験も充実しており、中1からネイティブ教員による授業を受けて高めた英語力を基盤として、本物に触れる経験を重ねていく。「イングリッシュシャワー」(中1~高1)は、英語だけで3日間を過ごすプログラム。5~6人のグループに外部のネイティブ講師が1人付き、レベル別に行う。「オーストラリア語学研修」(中3・高1の希望者)は、多くの生徒が参加する人気プログラム。英語力を高めるだけでなく、異文化に触れ、他国のよさや日本のよさを知る機会となる。3ヶ月間ホームステイをしながら短期留学する「ターム留学」(高1・選抜制)は、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカから選択。

部活動

好きなことに熱中し、人間力を育む

約50の部活動があり、好きなことに熱中できる環境が整っている。中学の運動部では、サッカー部、野球部、弓道部が人気で、弓道部、少林寺拳法部、水泳部は、全国大会レベルで活躍。文化部は中・高が一緒に活動しているので、高校生から学ぶことも多い。「全国高等学校鉄道模型コンテスト」での受賞歴もある鉄道研究部、囲碁将棋部、釣り部などが人気。ラジオ部、電子音楽同好会、奇術同好会といった珍しい部活動もある。

進路指導

志望理由を明確にした進路設計

教員がレールを作るのではなく、生徒自身が道を切り開いていくことが重要。そのために志望大学調査を行い、自分が何をやりたいのか、何を研究したいのかを明確にしてから志望大学を決める。特に中3から高1は、進路設計の大切な時期と考え、自分の人生についてしっかりと考えるようにサポート。志望理由や志望大学が揺らぐことのないように面談を重ね、ぶれない目標が定まった段階でその実現を目指す。どの大学にも対応できる学力を確立させた上で、医学部志望者には模擬面接等の対策を行っている。また、小論文対策をはじめ、授業で扱わない過去問などの添削も各教科の教員が対応。きめ細やかな添削をはじめ、生徒に寄り添ったサポートは、生徒たちの心に残り、卒業後も教員を頼りにして母校を訪れるOBが多いことにもつながっている。

その他

夏期・冬期の講習会が人気

長期休暇中には、夏期・冬期講習会(希望制)が用意されており、多くの生徒が受講している。講習会は難易度別、志望大学別、分野別など、その学年の生徒に合わせて毎年カスタマイズ。1つの教科でも細かく分かれているので、普段の授業とは違う環境で、自分を高めるきっかけになっている。中1と中2は、着実に基礎学力をつけて進級するために、補習会も実施。そのほか、通常の授業では、小テストを多く行って学力をチェックするなど、効率よく学力を高めていく。授業や講習会で力をつけて、塾や予備校に通わずに難関大学に合格する生徒も少なくない。

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