音楽が軸にあるからこそ実現できる教育
スタディが注目する「国立音楽大学附属中学校」のポイント
音大の附属中学校でありながら、「音楽コース」と「文理コース」の生徒が混合クラスで刺激し合えることが大きな特徴である。「音楽コース」の生徒は音楽を通じて集中力や継続力を身につけ、その力を間近で感じる「文理コース」の生徒にも波及。一部を除いて両コースが同じ授業を受けるカリキュラムだからこそ、多様な考えを尊重し合えるようになり、対人コミュニケーション能力も高まっていく。2019年度から新たに、入学してから音楽を本格的に学び始める生徒を対象にした「音楽準備プログラム」を「音楽コース」に導入。学科型入試で「音楽コース」を受験できるようになり、門戸が広がったことにも注目したい。