学校詳細
建学の精神、教育理念
「Only One for Others(他者のために生きる個人)」
聖学院では、建学の精神である「神を仰ぎ 人に仕う」と、スクールモットー「Only One for Others(他者のために生きる個人)」を教育の根本に据えている。一人ひとりが神様から授かった固有の「賜物(個性や才能)」を発見し、それを自分自身のためだけでなく、他者や社会のために活かせる豊かな人格を育む。
教育の特色
聖学院教育の4つの柱
上記教育理念を具現化し、未来を切り拓く力を養うため、本校では「探究型教育」「STEAM教育」「英語・グローバル教育」という「聖学院の3つの柱」を軸とした総合的な教育を展開している
1.探究型教育
単に発表スキルや知識を競うものではなく、教育心理学における「最近接発達領域(誰かの支えがあれば達成できる領域)」に着目し、生徒一人ひとりが「自分なりの80%の力で挑戦できそうな目標」を見つけ出し、小さな勇気を出して一歩を踏み出す過程を大切にしている。自分の挑戦を周囲に応援してもらった経験(Only One)は、やがて「今度は自分が誰かの挑戦を応援したい」という他者貢献の心(For Others)へと広がっていく。授業では基礎知識の獲得(Ideas)から理解の深化(Connections)、課題解決・表現(Extensions)へとつなげる「ICEモデル」を導入。校内の「探究Week」や、自然・農村・社会課題に挑む体験型宿泊行事などを通じて、問いを立て、自分自身と世界を成長させる力を育む。
2.STEAM教育
聖学院のSTEAM教育の本質は、デジタル技術の習得にとどまらず、「アナログな体験」と「デジタルな表現」を自由に行き来することにある。五感を刺激し、自分の手で触れ時間をかけて作る手触りのある学びを通じ、人間の思想や生活の根幹を学んでいく。特にART(デザイン)の視点は、他者とは異なる自分独自の視点を認め、社会をより豊かに捉える感性を養う。校内のデジタルファブリケーション拠点「ファブラボ」や「フューチャーセンター」などの最新設備を活用し、プログラミングや3Dプリンターでのプロトタイピングを実施。
3.英語・グローバル教育
世界を俯瞰し、異なる文化や価値観を持つ人々と協働できる国際人を育てるため、実戦的な英語教育と豊富なグローバルプログラムを提供している。中学では、生徒の習熟度に合わせた柔軟なコース編成を実施。。帰国生や英語上級者を対象とした「SS(Special Select)コース」では、週4時間のオールイングリッシュ授業等を通して高度な発信力を磨くほか、中2からは「SS・S・A」の3段階習熟度別授業で着実にステップアップを図る。高校では、先進的なリベラルアーツやイマージョン学習を行う「Global Innovation Class(GIC)」を設置している。さらに、30年以上の歴史を誇る「タイ研修旅行」をはじめ、社会課題に現役社会人や大学生と挑む「ネパール/ベトナムMoG(Mission on the Ground)」、シアトルやオーストラリアでの研修、ニュージーランドへのターム留学など、世界を肌で感じる原体験の場を数多く用意している。

施設設備
都内最大級の「フューチャーセンター」
学校のシンボルでもあるベルタワーは毎朝8時15分に鐘が鳴り、礼拝が行われる講堂はステンドグラスの装飾が美しく、全校生徒が座れる固定席が966席もある。理科教室は、物理、化学、生物の各分野で実験室と講義室を設け、計6教室であらゆる理科学習に対応している。図書室は約4万3千冊の蔵書数を誇り、自習室としての利用も可能。そして、本館5階には、アクティブラーニングに特化した最新の設備環境「フューチャーセンター」を設置。部屋の間にあるパーテーションを外すと、2教室分の広さになり、可動式の机と椅子、8台のプロジェクターを活用して、グループワークやプレゼンテーションなどが活発に行われている。また、2021年度に新設したファブラボには、STEAM教育に活用できる教材がそろい、3Dプリンターやレーザーカッターなどが、学年問わず使える。
学校行事
6年間の成長ストーリー
聖学院での生活をスムーズにするための中1オリエンテーションでは、新しいクラス、先生、友達とともにOnly Oneの意味を語り合う。5月に行われる母の日礼拝は、家族への感謝をテーマに全員が作文を書き、代表者が礼拝の中で発表する。中2では夏期学校として、北アルプス蝶ヶ岳登山を仲間と目指す。中3では、35年以上続く糸魚川農村体験学習が行われ、農家の方々のご協力のもと、植林作業や田植えなどを体験する。すべての学校行事に目標や問題意識を感じさせて、人間関係の構築を促し、新たな価値観を発見して、一人ひとりが成長していく仕掛けがある。

部活動
自分の居場所が見つかるクラブ活動
体育系が11、文化系が11(同好会含む)あり、そのほとんどが高校と合同で活動しているので仲間の繋がりが濃く、多くの生徒が人生の財産をクラブ活動で手にしている。また、部活動と掛け持ちをしながら、「みつばちプロジェクト」(学校の屋上で養蜂し、社会との関わりをテーマに活動)や、女子聖学院と合同で取り組んでいる「SDGsプロジェクト」などの課外活動や地域社会に係わるプロジェクト活動をしている生徒も数多くいる。
進路指導
生徒が数々の体験や学びを振り返り、自ら意思決定する力を育み、誰かの幸せに貢献したいという思いを原動力に、進路実現を多角的なシステムで支援。
1. 自学自習を習慣化する「できたこと生徒手帳」と学内サポート 中学を中心に「できたこと生徒手帳」と「自学ノート」を活用し、毎日の終礼で「一人作戦会議」を行って自学自習を計画・実践するサイクルを確立。放課後は、聖学院を卒業した現役大学生OBが常駐し、学習や進路の相談に乗る学習サポートスペース「MANNABASE(マナベース)」や、1クラス約5〜7名の少人数で予備校レベルの授業を行う「Evening特別講座」を開講し、一般選抜から各種選抜、英検・TOEFL対策まで学内で完結できる体制を整えている。
2. 総合型選抜や学校推薦型選抜などの年内入試に向け、教員陣による「年内入試チーム」を発足。生徒一人ひとりと丁寧な面談を重ね、「学びの計画書」の作成と添削を通じて、生徒が持つ強みや可能性を最大限に引き出す。
3. 専門機関と連携した「海外大学進学サポート」と留学制度 海外大学進学を推進しており、毎年複数名の合格・進学者を輩出している。英語でのエッセイ指導や出願サポートに加え、海外大学出願支援に実績のある専門機関(留学情報館)と連携し、志望設計から書類作成までチーム体制で伴走。 また、アメリカ(ニューヨーク州立大学など)、台湾(淡江大学など)、マレーシア等の海外提携校(MOU締結校)への進学ルートや、ニュージーランドへの3ヶ月ターム留学、同世代と同じ学年に復学可能なアメリカ・カナダへの1年間の長期留学制度も充実している。
その他
自己肯定感が育つ「できたこと手帳」
授業以外の「自学自習システム」では、1日2時間自習の時間をもつことを生徒たちに求めている。最初の1時間は宿題などにあて、残りの1時間は自分で何をやるか決めて取り組む。その際、自分でやる内容は帰りのHRの「作戦会議」の時間で考慮。そして、一日の終わりに「できたこと手帳」に今日の成果を書き込んでいく。大事なことは、自分で決めたことができたという事実で、自信や肯定感が生まれる。この「できたこと手帳」は日々担任がチェックをし、コメントをつける。そんなやりとりの中で、学ぶことを自分事と捉える意識が着実に育っていく。
制服
どの時代にも相応しい濃紺のスーツ型スタイル
創立当初から変わらない濃紺シングル3つボタンのスーツ型で、ネクタイは紺かえんじ色を選び、自分で結ぶ。夏服は、ボタンダウンシャツと併用して、2021年度からポロシャツ(白・紺)が登場。ベストやセーターなどの着用は自由となっている。






































