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私立中学

共学校

ひばりがおかがくえん

雲雀丘学園中学校

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デジタルパンフレット

学校詳細

建学の精神、教育理念

時代に流されない、悠々として受け継がれる「雲雀丘の養育」

 雲雀丘学園中学校の所在地、兵庫県宝塚市雲雀丘は、長尾山の麓、自然に囲まれた古くからの景勝の地。60余年もの間、この地で静かに健やかに、そしてたくましく「雲雀丘の養育」が実践されてきた。初代理事長 鳥井信治郎(サントリーの創業者)は「親孝行な人は必ず立派になれる」と説き、初代学園長 土井信男は「たくましい実践力、奉仕の精神、礼儀正しさ」を説き、初代校長 板倉操平は「燃えさかる火を生徒一人ひとりに点ずる仕事、それを教育という」と、理想の松明を掲げた。
 一方、学園は新しい時代に向けて迅速に始動した。21世紀の日本を支え、先頭に立って進める「世界的な視野を持ったクリエイティブな人材」を育てるべく、新たなチャレンジを始めている。創立の精神は「孝道を人間の根本義と考え、社会のために尽くす精神を最も尊重し、よりよい社会 国家を生み出すべく、心を素直にもち、すべてに感謝の念を捧げ、健康な体力とたくましい実践力をもつ、強い人間を創ることを念願としています」。中高の校是は 「高志」「自律」「努力」。高い志を持ち、自らを律し、その達成に向けて、たゆまぬ努力を続ける生徒、世界のリーダーとなる人材の育成を図っている。

教育の特色

自主・自律の精神を育み、自立型人間を養成する

 めざすのは、社会のあらゆる分野でリーダーシップを発揮できる「自立型人間」の育成。中高6年一貫教育で学力の向上はもとより、生徒一人ひとりのかけがえのない個性を伸ばしつつ、「探究活動」を通じて人間としての生きる力を育んでいく。“学校を工場でなく、芸術の場たらしめたい”と語った初代校長 板倉操平。その精神は今も脈々と受け継がれ、生徒一人ひとりの個性や感性、知的好奇心を育て、心身ともにバランスのとれた人間性を身につけることを何よりも大切だとしている。中2からの「探究」の授業では、探究的な学びに必要となる基本的なスキルを習得、高1では自らテーマを設定する「探究論文」に取り組みながら、自身の興味や人生について深く考え、進むべき道を模索していく。
 また、大学や企業と共同で行う「探究プロジェクト」では、夏休みなどを利用して校外に学びを求める。教科書で学ぶ内容と世の中の出来事を結びつけ、社会課題の解決について考えていく教育活動を展開している。自然あふれる雲雀丘の地には、教科・学年の壁を越え、つながりを学び、つきぬけた力を育む、真の成長を遂げるための豊かな土壌がある。

施設設備

知的好奇心を刺激する理想の教育環境

 阪急宝塚線「雲雀丘花屋敷」駅には、朝・夕の登下校時に利用できる雲雀丘学園の生徒・児童・園児の専用改札口がある。この専用改札口を利用すると一般道路を通ることなく学園に直接入ることができ、家庭にとって安心な設計となっている。70周年記念事業で建造された文化館「道しるべ」は、探究活動の新しい拠点だ。2フロアにまたがる図書館には55,000を超える蔵書が、さらには和室、音楽室、4台のプロジェクターを同時使用できる演習教室Hibari ColLab(ヒバリコラボ)、さらに300人収容のホールまで備えている。ほかに、50mプール、釘を使わない伝統工法で建てられたセミナーハウス「告天舎」、上靴で駆け回れる人工芝の校庭など、充実した施設・設備が、授業やクラブなど様々な用途に活用されている。

学校行事

感動のスクールライフを彩る楽しいイベント

 4月「グローバル探究EXPO」(全生徒)、5月「中学体育大会」「高校体育大会」、6月「高2修学旅行(国内・海外)」、「中1グローバル研修」、7月~8月「各語学研修(中1~高2希望者)」、「ボストン研修(高1・2希望者)」、9月「文化祭」、10月「中2研修旅行」「中3研修旅行(行き先は生徒が決定)」など。

部活動

仲間と一緒に夢を追いかけるかけがえのない日々が始まる

 運動部は硬式野球(高校)、軟式野球(中学)、硬式テニス、水泳、剣道、バスケットボール、バレーボール、ソフトテニス、サッカー、柔道、陸上など、文化部は美術、E.S.S、茶道、華道、演劇、科学、鉄道研究、筝曲、ボランティア、書道、合唱、囲碁・将棋、ギター・マンドリン、吹奏楽、放送、写真などが活動を行っている。生徒たちは、技を磨き、仲間たちと協力して夢を追う中でチームワークの大切さを学んでいる。

進路指導

大学入試、そしてその先へ

 東大・京大・阪大などの難関国公立大、早慶上理、関関同立などの名門私大ほか、医療、美術、音楽など、生徒一人ひとりから進路希望を丁寧に聞きとり、合格をサポートする。夏期講習や冬期講習はじめ、Hibari-GYM(ヒバリジム:質問型自習室)など、課外での学習サポートも充実している。一人一台端末を提供し、メディアリテラシーを意識させながら、効率的で魅力的な授業になるよう活用する。高2終了までに高校学習内容をほぼ終え、高3からは、徹底的な大学入学共通テスト対策、各大学レベルの入試問題演習、大学別・習熟度別授業など、それぞれの志望に沿った授業展開を行う。昨年度は、卒業生314名中40.8%にあたる128名が国公立大学合格を手にした。
 進路実現に何より必要なのは、自分の興味や志望を見極めるための丁寧な自己分析だが、雲雀丘学園にはそのための仕掛けが数多く存在する。たとえば、およそ30の大学から教員を招き、高1・2対象に体験講義を行う“One Day College”は20年以上続く名物行事だ。そのほか、大学や企業と共同で行う「探究プロジェクト」、本校の教員が、自らの興味や専門性を活かし、昼休みや放課後などに行う「探究ゼミ」、夏休み中のオーストラリア、アイルランドでの海外研修、さらに年2回の探究活動の成果を発表しあう「グローバル探究EXPO」など、生徒・教員・保護者全員で生徒の真の成長を促すための工夫がそこかしこに施されている。また、前述の高1「探究論文」では、大学教員にできあがった論文の査読を依頼して、各生徒にコメントやアドバイスをもらう。この時期、大学からの反応を得られることは、文系理系の分かれる高2からの進路意識向上に大きく寄与する。「探究」を推し進める中、各大学の総合型選抜・学校推薦型選抜においてめざましい成果が出始めている。特に大阪大学については、2年連続で同選抜合格実績全国1位となった。
 「探究」の取り組みの中で表現する機会が多い分、口頭や文章での表現力向上が望める上、表現活動の中で自身の“色”を見極め、確かめながら、迷いなく学習活動を進めていく。自身の内に、外に、「探究」しつづける雲雀生。豊かな人間力を身につけ、創立の精神にあるような社会で活躍する「自立型人間」になることを目指す。

その他

自分たちで作り上げる中3研修旅行

 中学修学旅行にあたる「中3研修旅行」。雲雀丘学園中学校では、なんと生徒自身で計画立案する。
中2の2学期から、学年の生徒それぞれが自身で旅行計画を練り始める。3学期、全員がクラスでプレゼンテーション、さらにクラスの代表が学園講堂での発表に進み、最終的に学年での投票で6つ程度の計画が選定されるという流れだ。実施学年にあたる中3になってからは、選ばれた計画の立案者を中心に、さらに計画をブラッシュアップ。学年の仲間たち、担任の先生たちはもとより、旅行会社の担当ともやりとりしながら、より魅力的な研修旅行にそれぞれ仕上げていき、10月下旬に各コース分かれて実際に訪ねてみるというわけだ。
強調しておきたいのは、やはりここでも企画の軸は「探究」だということだ。立案者自身の興味を出発点として始まった計画を、仲間たちとともに磨きながら、宿泊先、移動手段、訪問先など詳細を調べ、現実のものとしていく。この経験は、立案者はもちろん、それ以外の生徒たちにとっても、中学最後の思い出をより深く彩ってくれる。自分の興味を人前で語るのは勇気がいるものだが、中2~3の時期にそれを実践し、承認しあう機会があるということは、中高一貫6カ年での成長にとって、とても大きな意味を持つ。
雲雀生が大事にしている鳥井信治郎氏の言葉「やってみなはれ」の精神は、今もなお引き継がれている。

制服

清潔感のある上品な装い

 夏服:白のブラウスに、男子はネクタイなしのクールビズスタイルを採用。女子は小さめのリボンでさわやかに。
 冬服:紺を基調としたブレザーに、園児色のネクタイ・ボウを組み合わせたトラッドなスタイル。男子はワンポイントでストライプの入ったネクタイ、女子はボリュームのあるボウを採用している。
 季節によってセーターやカーディガンの着用も可能。男子はオプションで複数のネクタイを選べる。

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