世田谷学園中学校

中学1年生より、本科コースと理数コースの2コース制をとっている。本科コースでは、各教科の基礎を重点的に学ぶとともに、様々な体験を幅広く重ねていくことで、将来の進路選択における自分の適性をしっかりと見極める時間を確保する。これは、大学1・2年生の前期課程でリベラルアーツ教育を行い、3年生から専門課程へと進んでいくという東京大学の“Late Specialization”と同様の考え方だ。また、本科コースでは生徒の習熟度に合わせた効果的な指導を行うため、3年次から特進クラスを編成する。理数コースでは、早くから理系への進学を決めている生徒のニーズに応えるため、低学年のうちから理数系のカリキュラムを充実させる。座学による観念的な学習だけでなく、実体験を重視したプログラムを通して、次世代を担うリーダーとして創造力と想像力にあふれた科学人・医学人の育成を目指していく。入学時のコースは6年間存続するが、後期（5・6年生）でのクラス編成は本科コースと理数コースを混合した進路別のクラスになる。2月1日の午後には算数特選入試（算数1科だけの入試）を実施。また、全試験日程において帰国生優遇措置がある。
田園都市線三軒茶屋駅から徒歩10分。施設の充実した校舎には本格的な禅堂もあり、授業や早朝坐禅会で使用する。早朝坐禅会は保護者も参加できる。室内温水プールや柔剣道場、卓球場なども設置。生徒食堂は日替わり定食などメニューが豊富。思春期の男子の健やかな成長のためにスクールカウンセラーを導入して40年余の実績がある。平日は毎日待機し、カウンセラーが中学生全員と対話する機会を設け、高校生は希望者の相談に応じる。保護者もいつでも受け付ける。

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【校長TV】山本 慈訓校長

公開日：2015/04/15

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