本気で、「考えて行動のできる人」を育てる
スタディが注目する「横浜創英中学校」のポイント
「考えて行動のできる人」の育成という「建学の精神」の具現化に本気で取り組み、新たな教育にも積極的にチャレンジしている。学びの軸となる「創学」(総合的な学習)は、6年間を通して段階的に、社会で活躍できる力を身につけるプログラムとなっている。新たな教育として、2019年度からPBL(プロジェクト型学習)を導入。教科の垣根を越えてあらゆる知識を活用して、社会で生じている様々な問題の解決に取り組む力を養う。
また、変化の激しい現代社会を生き抜く力をつけるため、3つのコンピテンシー(自律・対話・創造)と9つのスキル(1.PDCA 2.メタ認知能力 3.セルフコントロール 4.リスペクト 5.パブリックリレーションズ 6.コラボレーション 7.クリエイティビティ 8.クリティカルシンキング 9.情報リテラシー)を掲げ、取り組んでいる。2025 年度より「グローバルコース」を新設し、「サイエンスコース」との2コース制に。どちらも「社会問題を解決する」というヴィジョンを掲げ、そのために必要な力を、課題や問題を発見し、その解決に取り組むカリキュラムで身に付ける。それぞれのコースの特徴は、答えのない「問い」に対する探究学習の方法にある。いずれのコースも、目指す姿は「より良い社会を創っていく当事者になる」こと。課題を発見・設定するために、様々な企業や各界トップランナーとコラボした授業を実施。